襖紙にだって、こだわりたい!



何だかわかりますよね?

そうなんです。
襖紙です。

和室に押入を創りますよね。
どんな和室にするのかで、
その戸のデザインや仕上げは変わってきます。

格式だった堅めの和室ですと、
こういった襖紙を採用することもあります。

もしくは、無地の白でもよいと思います。




どうですか?

しっかりと縁取りした感じは、
緊張感がありますよね。

来客をおもてなしする機会が多い方ですと、
こういったカタチを採用します。

ただ、最近では、
もう少し優しい感じの和室を創らせていただくことが多いです。


実は、現在工事中の家創りで採用するため、
昨日、いろんなメーカーの襖紙を比較しながら
選定していました。

そのほとんどは、最初の画像のようなデザインです。

でも。
そんな中で、こういった柄もあったりします。




よく見ていただくとわかるのですが、
細かく、葉の模様が入っているんです。

その表現が、とても和を感じさせてくれます。

しかも。
マットなものから、少し光沢のあるものだったり、
いかにも「和」ではなくて、「和」を感じさせてくれる
デザインが施されているのは、とっても魅力的なんです。

だからといって、これを先ほどのように
黒枠の中に採用してもいけません。

枠を白木にしたり、太鼓張(枠無)にしたりして、
その良さが引き立つようにしたいですね。

たかが、襖。
されど、襖。

ちょっとしたことのようですが、
雰囲気を創りだしてくれる大事な要素ですよ。

襖紙にだって、こだわりたいですね。

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

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