築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐9‐あと一歩
築80年、住吉の長屋を「碧の家 」に〈リノベーション〉‐9‐あと一歩
2017年も間もなく12月に入ります。

引越しを間近に迎え、「碧の家」も追い込み段階に。

玄関横の自転車置場スペースの屋根が出来上がってきました。

1階ダイニングスペースから奥にみえるのは通り庭。

ここは、最後の最後にチョコレート色と白のタイル貼りへと変更になりました。

ダイニングからエントランスを見返すと、追い込み感が伝わるでしょうか。

階段を上がると、2階の中央は客間を兼ねた空間です。

奥にある、南に面した部屋は主寝室。

収納の一部をパソコンスペースとしました。
南面する窓の下枠を大きくし、碧にしています。小さなカウンターのイメージです。
チェアは今回購入した、アイブルーのセブンチェア。

階段横にあるハシゴでロフトに上がります。

このハシゴのディティールもかなりこだわりました。

建物すべてで碧がテーマになっている通り、ロフトにも碧。

ここから南の空を望めるのです。

設計を始めるとき、「今回の計画で、必ず叶えたいことは何でしょうか」と尋ねます。
その中に「月を見ながらくつろげる、勉強できる」がありました。ロフトはそれを具現化したものです。
建築は未来の幸せの形。
の実現まであと一歩のところまでやってきました。
文責:守谷 昌紀
◇一級建築士事務所 アトリエ m◇
建築家 守谷昌紀のゲツモク日記
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