茶室のあるリノベ
2014年1月26日
お友達の建築家が設計した物件が出来上がったので、見学にうかがいました。ユーズドビルの一棟リノベーションですが、クライアントがお花の先生ということで、茶室や水屋のある住まいです。
茶室は色々な所作や素材について精通しないと設計できません。特にビル住まいの中に茶室をつくる場合は正式な設えを行うことが出来ないので、限られたスペースの中で作法を現代的に解釈する必要があります。難しいですが、われわれ建築設計者にとって茶室は一度は設計してみたいものの一つです。
完成祝いの「おもと」。漢字で「万年青」と書きます。日本で古くから縁起物として園芸されてきた植物。植物自体だけでなく、植木鉢も「万年青鉢」という専用の鼎足のついた鉢を用います。
・・・これだけですでに奥深い・・。
山本嘉寛建蓄設計事務所
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山本嘉寛建築設計事務所 YYAA
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