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建築家のすまいぶり（中村好文）

建築家のすまいぶり（中村好文）

背伸びもせず、萎縮もせず、我慢もせず、自然体で伸び伸びと暮らしているかどうか？建築家の自邸・24人の「すまいぶり」を写真とイラストで紡ぐ。住み込まれ、生活の匂いがしみこんだことを見計らって。ここに中村好文の住宅観が正直にあらわれています。

建築家の自邸・24人

阿部勤中心のある家、神家昭雄岡山の家、大谷弘明積層の家、小林武 CASAーK、古谷真章 ZIG HOUSE／ZAG HOUSE、上遠野徹札幌の家、納谷学・納谷新能代の住宅、松野勉・相澤久美 foo、小玉祐一郎つくばの家、田中玄 TANAKA RESIDENCE、永山盛孝 Nハウス、織田憲嗣森の中の一軒家、木下道郎ドッグハウス、吉良森子 VEEN、山本理顕 GAZEBO、林昌二・林雅子私たちの家、泉幸甫而邸、ニルスのフェリーボートハウス、木下庸子分居、赤坂真一郎フツウ・ノイエ、渡辺泰男＋インテルストゥディオノヴィラーラ、佐藤重徳府中の住宅、陳瑞憲陽明山のすまい、坂本一成 House SA

中村好文とは？

身の丈に合った住み心地のよい家づくり

【中村好文】

1948 年千葉県生まれ。72 年武蔵野美術大学建築学科卒業。72～74 年宍道建築設計事務所勤務の後、都立品川職業訓練所木工科で家具製作を学ぶ。76～80 年吉村順三設計事務所勤務。81 年レミングハウス設立。99 年～日本大学生産工学部建築工学科教授。
1987 年「三谷さんの家」で第 1 回吉岡賞受賞、93 年「一連の住宅作品」で第 18回吉田五十八賞「特別賞」受賞。
主な作品に、「三谷さんの家」（長野県、1985 年）、「上総の家Ⅰ、Ⅱ」（千葉県、1991年、1992 年）、「museum as it is」(千葉県、1994 年)、「扇ガ谷の住宅」（神奈川県、1998 年）、「ReiI Hut」（栃木県、2001 年）、「伊丹十三記念館」（愛媛県、2007 年）、「明月谷の家」（神奈川県、2007 年）など。

著書に、『住宅巡礼』、『住宅読本』、『意中の建築上・下巻』（以上新潮社）、『普段
着の住宅術』（王国社）、『住宅巡礼・ふたたび』（筑摩書房）、『中村好文普通の住
宅、普通の別荘』（TOTO 出版）など。共著に、『吉村順三住宅作法』（吉村順三と
共著、世界文化社）、『普請の顛末』（柏木博と共著、岩波書店）などがある。