南国の楽園、モルディブで計画されている太陽光発電システムを使った浮島

インド洋に浮かぶ1190の島々からなる国、モルディブ。世界有数のダイビングスポットとリゾート地でありながら、地球温暖化による海面の上昇で、現在水没の危機に悩まされています。政府では対策として、近隣国の土地を購入したり、人工浮島の建造を急いでおります。その開発プロジェクトの１つに、太陽光発電システムを使った浮島が計画されています。

エネルギーの自給自足と無公害のリゾート地

イタリア人デザイナーのMichele Puzzolante（MPD DESIGNS）は、沖合に浮かぶ「ソーラーフローティングアイランド」の計画を打ち出しております。



薄膜太陽光パネルを導入した屋根は、エネルギーの自給自足を目指しております。地球環境に優しいことに加えて、部屋の中は、大きなキッチンとバー、ベッドルーム、オンデッキジャグジーが備わっております。極めつけは、部屋の中央に取り付けられた螺旋階段を降りて行くと、水中観察ができる豪華な水槽があり、水生生物がより自然に近い状況で観察できるように設計されています。







動画：SOLAR FLOATING ISLAND 2014

MPD DESIGNS