海のピラミッド
2014年6月10日
海のピラミッド…。
小さな町の、小さな港…。
そこに建つ、フェリーターミナル待合室…。
20年以上前、
完成してから、まだ間もない頃に、
観に行きました…。
三角港のランドマーク、
町おこしのシンボルとしてつくられたのだそうで、
「三角という地名から
三角、円錐、巻き貝などのイメージが喚起され、
さらに『海のピラミッド』という愛称が
円錐形という建物形態を決定する要素となった」、
とのことですが…。
直径34メートル、高さ25メートル…。
コンクリートの円錐の内外に、
逆向きの二重螺旋のスロープが、巡っている…。
言ってみれば、ただそれだけの施設です…。
たった一つの、建築的なアイデアが、
そのまま実現してしまったような感じ…。
確かに、面白かったし、
確かに、キレイでした…。
ただ、当時であっても、
小さな町の、小さな港の待合室に、
よく、こんなのつくったなあ…、
というのは、どうしても感じてしまいました…。
その後、どうなったのかなあ、と思い、
最近、ネットでみてみたら...。
話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/717410844984793
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...