合理主義の行き着く先
2014年8月6日
崖の上に、宙吊りになった箱…。
SH-60…。
その名の通り、
1960年(昭和35年)に出来た、
スチール・ハウス…。
鉄の家です…。
と言いますか、
そもそも、これ、家です…。
崖の上に宙吊りになっている、
窓一つない、単なる鉄の箱…。
あまりにも暴力的…、
という感じの、その姿を観ていると、
そもそも、これは何か、
という説明から必要になってくるような気がします…。
もう、スゴイとしか言いようがないのですが、
これは家です…。
鉄という材料を使って、
「ギリギリ機能性を追い求めるリミット・デザイン」を追求した、
建築家、広瀬鎌二…。
「建築は論理的であるべきだ」…。
「必要な機能だけを残して余分なものはすべて排し」、
「分析し、ギリギリまで無駄を削ったパーツを組み合せた」…。
そのようにして生まれた、この鉄の箱…。
話は、以下に続きます...。
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仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...