ポップな建築
2014年8月27日
雑然とした繁華街に建つ商業ビルの内部空間に、
建築としての意味が、何かあるのでしょうか…。
20世紀に出現し、今も続く、近代建築は、
元々、
それ以前の建築を、
こんな風に批判しました...。
内部空間がどうあろうと関係なしで、
ただ外観だけを飾り立てている...。
そして、新しい建築は、
内部空間と外観とを一致させるべきである、
と主張しました...。
つまり、
こんな感じ...。
内部空間をこのようにする必要があるから、
その結果として、外観はこうなっている、
とか、
外観をこうする必要があるから、
その結果として、内部空間はこのようになっている...、
といった具合に、
内部空間と外観とは、
関連した、一体のものになっているべきである...。
このような考え方は、
建築をつくる時、
今でも、結構当たり前のようになっています...。
ただ、最初の問い...。
雑然とした繁華街に建つ商業ビルのような場合は、
どうでしょうか...。
話は、以下に続きます...。
http://knakama.seesaa.net/article/404439715.html
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仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...