見積書にドキドキ!

2015年10月16日



昨日の午後、とある家創りの打合せへ行ってきました。


とても順調に基本設計を進めてきていて、

昨日は、その設計をもとに算出した、見積書を提示するプロセス。


ドキドキです。


設計を始める当初、概算をしていたのですが、

総予算から割り出した工事費で、納まっていました。


設計を進めていくと、


キッチンはこうしたい。

外壁はこっちの方がいい。


そんなご要望が重なって、見積を出した時に、

ビックリすることがあります。


なので、随時、コストアップにつながりますよ。

そんな話も差し上げたりしていきます。


こちらのお客様は、設計を進めていく中で、

何かをセレクトしていくのですが、そのプロセスで

本当にやりたいことをきちんと考えていただいてきました。


それに加えて、見積もりをしてくれた工務店が

頑張ってくれたこともあって、

お出しした見積は、当初予算からすると、

5%オーバーになりました。


10%や15%になる方もいらっしゃるのですが、

5%というのは、すごいんです。


やりたいことを全て盛り込んだ結果ということから

考えると、すごいんですよ。


しかも、当初ではわからなかった地盤の補強工事も含めて

ですから、なおさらです。


もちろん予算はオーバーしているので、

減額項目を探していくことになるのですが、

大きな意味で無理のない減額をしていけそうです。


これは譲れない。


そんなことも保持しながら、最終の金額を

お客様に決定していただこうと思います。


来月いっぱいで実施設計(詳細設計)をして、

12月に着工を迎えるような流れで考えています。



見積もりを見るというプロセスは、

一気に現実と向き合うことになります。


ドキドキしながらも、じっくりと腰を据えて、

一緒になって考えて、納得の内容を

納得の金額で、決定していただきたいと思います。


それも、家創りのだいご味の一つなんですよ。

ナイトウタカシ建築設計事務所

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「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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