昨日は朝から夜までに、家創りの打ち合わせでした。



写真は、そのワンショットです。

こちらの打ち合わせでは、ちょうど、

外壁の仕上げを決めるプロセスでした。



外観のイメージパースを見ながら、

いろんなパターンを比較検討していきます。



メンテナンスを意識して、主要な部分は、ガルバニウム鋼板。

アクセントで木目を採用します。



木目といっても、本物ではありません。

本物は、本物なりの良さはあるのですが、

メンテナンスは定期的にしっかりしないといけません。



なので。

こちらの家では、サイディングを採用します。



こういった色を決めるときには、日影での見え方、

日向での見え方を確認しておきましょう。



こんな色だったっけ?とならないためにも。



相談あり、雑談あり、アドバイスあり。

いろんな形でお話ししながら、楽しい打ち合わせとなりました。





そうそう。

こちらは、奥様からいただいた、ヴァレンタインチョコ。

手作りなんですって。



そういった気持ちって、ほんと嬉しいです!





別の打ち合わせの写真です。



こちらは、もう少し進んでいて、内部の仕上げの最終確認でした。



ご自身が気になった壁紙をもとに、

アドバイスさせていただきました。



壁紙のサンプル帳をお渡ししていただのですが、

しっかりとご自身の「好き」をピックアップしていただけたので、

打ち合わせがスムーズに進めれました。



どこに。

どんな風に。

どの壁紙を使うといいのか。



難しいですよね。



難しいことは、プロである私に任せてしまっていいんです。





でも。

どの壁紙が好きなのかは、私ではわかりません。



サンプル等ご覧になって、好き!と思ったものは、

しっかり伝えてください。



そうしたら、映える場所を探して、お伝えしますよ。



私の場合、家創りは、一方的なものではなくて、

お客様と一緒に、建築家が寄り添いながら

創り上げていくものだと思っています。



だから。

楽しんでいただけるんだと思います。





そう。

家創りって、楽しんですよ。 (続きを読む)



昨日は、休日ということもあって、

お客様との家創りに行ってきました。



写真は、午後イチからの打ち合わせのワンショットです。



ご主人のお仕事の都合から、少し間が空いており、

1か月ほどぶりにリスタート。



ここ最近の話題は、もっぱら、間取です。



前回要望が出ていた内容を盛り込んだ二つの案を持参。

その変更内容を確認しつつ、追加でもご要望を伺いました。



昨日話題になったのは、食品庫(パントリー)です。



キッチン周りに収納はたくさん設けているモノの、

もっと食品庫はあるといいなぁとのこと。



実は。

前回の間取り検討案の中に、偶然なのですが、

キッチン付近にパントリーができてしまう提案があったんです。



その辺をご覧になったご主人が、気を効かせて、

パントリーを設置する変更案を考案されていたんです。



さらに。

奥様の書斎スペースがほしいということも重なって、

大き目パントリーと兼用で、奥様スペースがいいかも

ということになりました。



そこから、奥様も真剣そのもの。

もちろん。ご主人も。



間取を考えることに集中する時間もありました。

打ち合わせ何だか(笑)



お二人にいろいろ考えていただいた結果、

なかなかいい案が出ず。。。



そこで。

私がふと思いついた案をご提案しました。





私としては、結構思い切った案なんです。

キッチンの向きを変えてしまうという内容。



奥様は来客からキッチンが見通せないようにするのが

ご要望でした。



代わりに、私がご提案したのは、足元は見えてしまう案。



でも。

そうすることで、ご要望されていることが

クリアされて、さらにいいことばかり。



結果、その案の方向で進めることになりました。



おそらくですけど。

お二人だけでは、この発想の転換はできなかったと思います。



理由は簡単です。

先入観があるからです。







先入観を振り払って、ご要望の捉え方を変えるだけで、

発想が変わり、そして、間取も変わってきます。



何を優先して、今後暮らしていくのか。

それをしっかり見据えて、最善を実現していきたいですね。



そういったことも、家創りの大事なサポートの一つなんです。



すべては、豊かな未来の実現のために! (続きを読む)

昨日の午後は、ずっと、とある協議会に出席していました。



結構大きな会場で、すごい人数の方々が

出席されていました。





この協議会の趣旨は。



岐阜県の県産材を使って、家を創る。

というシンプルな内容で、地産地消の考え方を発展させたもの。



岐阜県には、東農ヒノキや木曽ヒノキといった

とても有名な県産材があるのですが・・・



最近は、外材(輸入材)に押されて、なかなか使われず。。



モノがいいのはわかっているんだけども

どうしても割高になる。



伐採しても、売れないと。。。





ということで。



もっと県産材を使うために、

住宅の建築に関わる工務店をはじめ、設計事務所、

メーカーやプレカット工場等で組織を構成して、

連携しながら、家創りを提供するという内容でした。





家創りに関わる関係者が連携して

家創りをサポートする。



お客様からすると、とてもいいことなのかなと思いましたが。。





県産材をなぜ使う必要があるのかが、

あまりわからなかったというのが本音ですかね。

(お客様にとってという視点で)



全体的には、みなで集まって、

組織を作って、ハウスメーカーやビルダーに

対抗していきましょう!

という内容に聞こえてしまいました。。。





お客様にとって、最善最適であること。

その追求が、すべてなのかなと

改めて確信する機会となりました。 (続きを読む)



何だか針金が並んだような写真ですが(笑)



実は、基礎の鉄筋の写真なんです。

整然と並んでますよね。



昨日、とある家創りの現場で、基礎の鉄筋の検査でした。



配置、本数、太さ等々、チェック項目は

多岐にわたります。



施工者、第三者機関、私のトリプルチェックで対応します。



一部指摘はありましたが、すぐに対応してくれたので、

こちらの現場は問題なし。





ちなみに。

一枚目の写真をご覧ください。



右半分と左半分の格子の細かさが違いませんか??



右側は、格子の大きさが20cm角。

左側は、格子の大きさが10cm角。



細かい方が、強い基礎になります。



でも。

なぜ左右で分けてるのか?



全部、10cmにすればいいのに。

そう思った方が多いんじゃないでしょうか?



たしかにそれも一つです。

でも。

強くするためといっても、過剰でなくてよいはず。



過剰にすると、コストが余計にアップしますので。





ベタ基礎にすればよい?



広告なんかでよく見かけますが、

ベタ基礎だからって、強いんじゃないんですよ。



大事なのは。

大きな地震が来ても、建物、そして基礎が

壊れないようにすることですよね?



そうするための取り決めは??



実は、

「べた基礎スラブ配筋スパン表」というものが存在していて、

それであればOKと言われています。



でも。

すべての建物が同じ条件だと思いますか??



細長い建物と真四角の建物は同じですか??



力のかかり方って、全然違うんです。



それぞれの建物のカタチ等によって、全く違うんです。



一律の基準で考えるのって、大雑把すぎます。





なので、しっかりとした構造計算がオススメ。

構造計算すると、写真のような部分で、鉄筋の量が違ったりしてきます。



実は、それが当たりまえなんですよ。



でも、

構造計算といっても、簡易版と詳細版があります。



簡易版でも、まだまだ大雑把すぎで、根拠になりません。





なので。

しっかりとした詳細な構造計算がオススメ。

私は、詳細な構造計算をしていただくことがほとんど。



だって。

関わらせていただいた家は、安全であってほしいからです。



大事な大事な家ですので。 (続きを読む)



シャープなデザインのビルですね。

こちら。とある市の庁舎です。



昨日は、いろいろあって、役所への調査と協議が夕方に。

間に合うかドキドキしましたが、何とかセーフ。



しっかりと調査と協議をすることができました。

よかったです。





その後、とある家の敷地を視察へ。



もう少し早い時間に行く予定でしたが、

なんだかんだで遅くに。。



写真では、相当暗く見えますが、

実際は、もっとハッキリ見えてますよ(笑)



道路や敷地の状況、周辺環境から、

インフラのことまで、グーグルでは読みとれない情報を

しっかり現地で収集できました。



やはり。

現地というのが大事だなって思いました。





日が暮れてからは。

これから家創りを考えているという、ご夫婦とお会いしました。



最初は緊張の面持ちでしたが。。

雑談からスタートして、家創りの話へ突入。



このご夫婦が持っている、家創りへの熱い想いを

しっかりとじっくりと伺いました。



というか。

「ワイワイ」というのがあってますかね。



言葉によるコミュニケーションも大事なのですが、

ヴィジュアルが結構大事。



ちょうど、雑誌をお持ちしていたので

それを一緒に見ることに。



気になった画像があれば、付箋を貼って、

どんなところが気になったのかをヒアリング。



これで、結構、ハッキリとした方向性を感じたりできるんです。





実際。

どんな雰囲気がお好みなのかって、わかりました。



言葉で言えば、「和モダン」

どの和モダンなのかってわかりますか?



いろんな側面でコミュニケーションする。

大事にしています。 (続きを読む)



昨日は、2月とは思えないほど、気持ちのいい陽気でした。



病み上がりで、現場だったので、どうなるかなと

思っていたのですが、この陽気に助けられました。



ほんと。

ぽかぽかでしたからね。





こちらの現場では、外構工事が進んでいます。



土間コンクリート打設に向けて、地盤を整えていました。



ですが。。

実は明日は、雨模様。。



外構工事は、天気に影響されますね。



でも。

そのおかげで、新しいアイデアを発見して、

よりよい方法が見いだすことができました。



急な段取りになるので可能かどうかはわかりませんが、

出来たら、とても効率的なんですよね。





いい流れになることも祈って!





こちらの現場では。。。

床の養生が取れて、クリーニングが入ってました!



ブラックチェリー。



写真ではわかりにくいんですが。

少し赤みのある、表情豊かな樹種。



本物ゆえの表情ですね。



シートに木目をプリントした床材もよいのですが、

やはり、自然な風合いって、いいですね。



時とともに、少しずつ色が変化して味が出てきます。

それもまた、魅力なんですよ。



こちらの家。

このフローリングとのバランスのよいインテリアが

展開しています。



フローリングはご主人のセレクト。

その周辺のインテリアは、奥様のセレクト。



ご夫婦のセンスの良さが、しっかり表現されていました。

何だか、そういうのっていいですよね。







この二つの家。

今月中には竣工予定。



すんごく楽しみですね!! (続きを読む)

いやいや。

しばらくぶりに、体調を崩していました。。



インフルでなく、風邪なんですが、

なんせ久しぶりだったので、しんどかったです。



病気してみると、日々の健康って大事だなって

痛感しますね。。



しっかり体調管理していこうと思います。






健康つながりで。。



とある家のリノベーションです。



オレンジ色のパック。

とっても大事なものなんです。



断熱材のグラスウールです。



しかも高性能のタイプで、新築でも普通の使います。

グラスウールといっても、実は、いろいろあって、

性能が結構違ったりするんですよね。



「グラスウールパンパンに入れておいたから!」



なんて工事している人から言われても、

性能のよくないグラスウールだったら、厚みが不足してるので、

注意が必要です。



断熱性能は、その断熱材の性能X厚さで決定するので。



その点。

こちらのグラスウールは、すんごい性能がいいタイプなので、

パンパンに入れれば、しっかり断熱が確保できます。



もし、表面だけをきれいにするリフォームでなくて、

今回のように、内壁をはがしてしまうような場合は、

耐震と合わせて、断熱をしっかりされると、

その後快適に暮らせるのでオススメです。



そんなに金額アップになりませんので。





そうそう。

こちらでは、玄関も開きドアから引き戸へ変更しています。



車いすでもアクセスできるようにするためです。



特に、ご高齢の方が暮らす家では、

開き戸でなく、引き戸にすると、便利ですよね。



使い勝手も大事なのですが、

こちらの引き戸。しっかり断熱タイプ。



壁をしっかり断熱するので、それに合わせて玄関も

しっかり断熱しておきたいですからね。



ちなみに。

窓もすべて断熱アップしますけどね。





先ほどお伝えしましたが、リノベーションの場合は、

耐震、そして断熱をしっかりとされるのがオススメ。



見た目だけでなく、その後の暮らしが、快適になりますからね。



快適さって大事じゃないですか?

というか、私は大事にしています。 (続きを読む)



何だか不思議な図面ですよね?



こちら。

昨日、打ち合わせの中で、

お客様に見せていただいたデータなんです。



こちらのお客様とは、

現在、間取のお話が中心になっています。



ご夫婦で検討されては、スケッチを起こしたりして

凄いんです。



間取を作図してしまうのって、すごいですよね。

そのスケッチ。

しっかり縮尺もあってたりするので、ビックリなんですよ。



話は戻りますが。。



一枚目の写真。

実は、お客様がこの段階間取りで

検討された動線なんです!!



朝起きてから出勤までの動線。

仕事から帰宅されたときの動線。



しっかりと動きを検討されています。



ここまでは、まだ実際にされる方もいらっしゃるのですが、

この作業の結果がすごいんです。



とある出入口に、動線が集中しているので、

混雑するタイミングがありそうとのこと!!



なので。

動線を分散する意味で、とある箇所のドアを

一か所から二か所へ変更することになりました。



間取を考えること。

さらに、それを読み取って検討すること。



ここまでしっかりと間取を見ていただけると、

とても機能的な家になると思います!!



そうそう。

昨日、その場で、ちょっとしたヒントをお伝えしたら、

お二人で再考して、素晴らしい間取が完成しました!!



これから、仕様を順次決めていくことになりますね。





午後は現場へ。



ほとんど仕上がってきている家の現場で

お客様とその仕上がり具合をチェック。



色や柄のセレクトは、大成功だったようです。



このトイレのバランス。

お客様らしくて、素敵です。



次回は、お客様の検査。



いよいよ竣工に向けて動いていきます!!



楽しみです。







いろんな家創りが進行中。

毎日いい刺激いただけて感謝。 (続きを読む)



青空に映えますね。



半年ほど前に竣工した家。



屋根が連なっていく外観のデザインは、

とっても個性的です。



カッコよくデザインした!というよりは、

機能的な側面から導かれたカタチと

軒のあることというコンセプトを貫いた結果、

生まれたデザインなんです。



しかも。、

これだけ複雑に、表情豊かに見える屋根って、

見た目だけでデザインすると、雨仕舞が大変!



カッコいいんだけど。。。。雨漏り。。。

なんてことになってしまいます。



こちらの家。

これだけ複雑に見えるのに、屋根はとってもシンプル。



雨仕舞が厳しく見えるところも、安全に安全を重ねて

しっかりコントロールされているので、安心なんです。



見た目は大事ですが、それ以前に、

家としての機能は大事ですもんね。



昨日、ちょっと用事があって、お邪魔しました。



突然のアポだったんですけど、

奥様が快く受け入れてくださって、楽しい時間に。




ウォルナットがベースになったインテリアは、

落ち着いた空気を創ってくれています。



ウォルナットのダイニングテーブルもいい感じ。

縦型ブラインドから柔らかく入る光と、

吹き抜け上から差し込む強い光のコントラストが

なんともきれいでした。



ダイニングテーブルを照らす、ルイスポールセン「PH5」が

この家のインテリアにとってもフィットしています。



この照明。

奥様がセレクトされたんですよ。



センスいいですよね。





お客様らしい素敵な家になっていました。





そうそう。

お客様から伺ったお話。



遊びに来られた、奥様のご友人。

これから家創りを考えているそうです。



その方が、この家を見てこんな風におっしゃったそうです。



「この家見てると、夢広がるわぁ」



奥様。とっても嬉しかったそうです。

そうですよね。

私もそうでしたから(笑)



そんな風にかんじていただける家創りに関われて

感謝です。 (続きを読む)



とあるマンションのリノベーションでの一枚。



オールステンレスのキッチン。

集成材を使った対面カウンター。

カウンターに素材を合わせた背面収納。

背面壁のタイル。

その上のカウンター。

マットな艶消しブラックのペンダント照明。



いずれも、お客様のこだわりです。



でも。



すべてを一つの空間の中に取り入れて、

全体としてバランスが取れるのかどうかは、

実は、お客様は工事中イメージしきれていませんでした。



この写真ご覧になって、どう思われましたか?



すべてが、大事な要素で、

どれかが抜けるとこの雰囲気はできません。





こちらのお客様は、ある意味、私の使い方を

よくご存じだったんだと思います。



このタイルが素敵。

ペンダント照明もこれがいい。

ステンレスのキッチンが機能的だしカッコいい。

木目はオークがいいかも。



それらをハッキリと私に伝えながら、

全体とのバランスは完全に私に任せていました。



何かを決めるときには。。

「〇〇にしようと思うんですけど、大丈夫ですか?」



そんな感じ。



お客様いわく。

「ナイトウさんは、ハッキリしてるからいい」

そうです。



よほど逸脱したセレクトでない限りは、

何でもOK。



でも、明らかに外れたセレクトをされた場合は、

優しい口調で、スパッとお伝えするんですよね(笑)



ダメとは言いませんよ。



それにするなら、他の部分をこうするといい。

どちらを優先しますか?と。



色や素材を意思決定をする際、、お客様が困ることって、

チグハグになってしまうことなんだと思います。

でも。自分の好きにしたい。



そんな時には、私みたいな建築家と一緒に

家創りされるといいですよ。



つかず離れずで、しっかりサポートしてくれるはずです!



私もそんな風に、家創りをサポートしています。 (続きを読む)

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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