しっかり検査してきました!

2016年6月28日



昨日は、一日のほとんどを現場で過ごしました。


午前中から、とある家創りの現場へ。


骨組みが見えている状況って、

個人的には、とっても美しいと思ったりしています。


柱が整然と規則的に並んでいる姿。

大好きなんですよね。


おっと。

もちろん、遊びに行ったわけではありませんよ(笑)





木造の建物って、骨組み自体はもちろんですが、

金物が大事なんです。


基礎と土台、基礎と柱、柱と梁、柱と柱等など。

骨組み同士をきちんと緊結しておかないといけません。


そのために、写真のような、いろんな金物を使うんです。


もちろんですが、金物は、適当に決めているわけではないんです。


こちらの家は、鉄骨造等と同じような、構造計算をしています。

その構造計算によって、どの場所に、

どんな金物で、補強をするかが、算出されるんです。


それが図面になっているので、

その図面を見ながら、現場に、その金物が設置されているかを

確認していくんです。


留めるクギの種類や本数も関係するんですよ。



ひとつずつ、図面と現場を見比べて、

全数確認していきました。



午後からは、確認検査機関(第三者)による

中間検査への立ち会いです。



こちらも、筋交いの位置や向き、金物なんかを

念入りにチェックしていきました。


もちろん、なにも問題なし。

検査は合格でしたよ。


当たり前のことなんですけど、

きちんとしておきたいですよね。


あとで、あそこをチェックしてなかった!なんてことがいやなので、

全数チェックするようにしています。


お客様の代理として、しっかりと。


時間はかかりますが、とっても大事にしています。




夕方には、別の現場へ。

ちょうど、基礎のコンクリートを打ち終わって、

表面をきれいに仕上げてくれていました。


少し時間を置いたら、今度は立ちあがりのコンクリート打ちになりますね。


順調に進めてくれているので安心しています。




建築家って、デザインをスケッチしているイメージの方も

まだまだいらっしゃるのですが、こういった、現場をチェックする

ことも大事な役割の一つなんですよ。

ナイトウタカシ建築設計事務所

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人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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