最適な仕上げは、人それぞれです。

2017年1月24日



昨日の午前中は、とある家創りの打合せでした。

ここ最近、重なっているのですが、
基本設計の取りまとめをするプロセスでした。

今まで打合せをさせていただいて、
決めてきた内容で、概算を作成。

それをもとに、予算との調整をしていきます。

いろいろと増減があって、結果、5%アップでした。
ただ、全体的にコストを抑えたいとおっしゃっていたので、
もう少し絞る方向のお話となりました。

事前に準備した減額案を説明しながら、
採否を確認していきました。

しっかりとお話しながら、御家族でも相談しながら、
意思決定していただきました。

最後残った大きな減額案。
外壁をタイルにするのか、吹き付けにするのか。

意見を求められましたので、率直にお伝えしました。

長い目で見れば、タイルが劣化はしにくくて、長持ち。
でも最初はコストが高い。

今を取るのか、将来をみるのか。
の違いですとお伝えしました。

意思決定は、タイルでした。




ちなみに、現在お住まいの自宅には、
こちらのすんごいタイルを採用されています。
塗り替え等のメンテナンスは必要ないそうです。


いろんな仕上げがあります。
何を大事にするのかで、セレクトする素材が違ってきます。

逆に言えば。。

「この素材が一番いい!」
とお薦めするのは、とても自己中心的なんだと思います。

全ての素材に、長所も短所もあります。
それを知った上で、何が最適かをきめていけるといいですね。

私はそういった進め方をさせていただいています。

ナイトウタカシ建築設計事務所

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「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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