田園都市
2012年12月15日
日本に、
「田園都市」という考え方が紹介されたのは、
1907年(明治40年)、
内務省地方局の若いスタッフらによって編纂された、
『田園都市』という著作が始まりと言われます...。
その編纂に携わったひとり、生江孝之は、
その翌年の1908年(明治41年)には、
さっそく、イギリスを訪れています。
そして、
その時の思い出を、
以下のように綴っています…。
「氏は極めて懇切で且つ友情の濃やかな紳士であって」、
「それで私は氏の好意に甘へ遠慮なく同氏の門を鼓いて教を請ひ、
又時には氏と共に馬車を驅って、田園都市を観察し、
実地に就て指導を受けたのである」…。
その時に教えを受けた「氏」というのが、
「田園都市」という考え方を提唱した、
エベネザー・ハワード、その人でした…。
話は、以下に続きます...。
http://blogs.dion.ne.jp/k_nakama/archives/11018938.html
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仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...