いろんな素材はありますが、一長一短

2017年7月6日



こちら。
きれいな木目ですよね。

この素材。
どこに使うかと言うと。。




そうなんです。
軒裏に使う素材なんです。

軒裏が木目だと、やさしい雰囲気が出るので
最近はよく見かけます。

でも。
よくみていただくとわかりますが、
本物も木ではないんです。

実は、この素材は、窯業系のサイディング。
(セメント系で、外壁によく使われます)

もちろん、木(杉など)を使うことはあります。

なぜ、今回はサイディングなのか。。



木材は、雨風に当たると、
少しずつですが、劣化していきます。

それを防ぐために、保護塗装をします。

でも、高い場所は、再び塗装するときが大変ですよね。
塗装しないと劣化するし。。。

色褪せていく姿を、味と思えるとよいのですが、
なかなかそうは思えない方が多いようです。


そんな方には、木目のサイディングがおすすめです。
色褪せていくスピードは明らかに違いますし、
色褪せても劣化して朽ちてしまうわけではないので。


あとは、その風合いがお好みかどうか。

本物のムラ感はないので、
風合いを重視するのであれば、
本物もよいですよね。

ただし。
メンテナンスには、しっかり意識をしておいてください。


どの素材も、それぞれで一長一短あります。

何を大事にして、素材を採用していくのか。
しっかりと比較しながら、決めていくのが
おすすめです。

ナイトウタカシ建築設計事務所

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