オレンジの屋根。それもまたよし!
2017年8月2日
ここ最近は、
設計の仕事もしっかりしているのですが、
動いている現場が多いこともあって、
現場へ行く機会がとても多くなっています。
家ができあがっていくプロセスを見るのは、
愉しいので、ありがたいですよね。
こちらの現場。
屋根が葺き終わって、外壁の下地となるサイディングが
張り終わっています。
ここまでくると、ずいぶんと家の外観のイメージが
湧いてきますね。
そうなんです。
お客様の奥さまが気にいっている、南仏風の
かわいいデザインなんです。
ポイントになっている屋根は、
オレンジ色の洋瓦です。
よくみていただくとわかりますが、
2色をミックスして使っているんです。
よく見かけるのは、
白っぽい色、濃いオレンジ、淡いオレンジを
ミックスする組み合わせ。
でも、その明らかな濃淡が、少々わざとらしく
感じていたので、控え目の濃淡でまとめてみました。
結果。
自然な感じで、とても上品な感じになったと思います。
ちょっとしたことなんですけど、
とてもいいセレクトをさせていただけました。
外壁は。。
白ではないですよ。
色やパターンは出来てからのお愉しみですが、
とってもユニークな感じになります。
お客さまらしい、上品で、かわいらしい家になりそうです!
その後、いくつか現場を回ったのですが、
そのワンショット。
こちらの家では、壁の下地も張れて、
空間のイメージがハッキリしてきています。
吹き抜け上のハイサイド窓と
トップライトの組み合わせによって、
とっても明るく開放的な家に仕上がっています。
暗い??
この石膏ボードの段階で、この明るさなので、
壁紙を仕上げた時は、ビックリするほどの明るさになるんですよ。
そのギャップが愉しみです。
いろんなデザイン、いろんなアイデアの家創りに
関わらせていただけて、ほんと愉しいです。
- 前の記事:外壁の仕上げ。何がいいんでしょうか?
- 次の記事:貝殻を使った漆喰。きれいですよ。
ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...