外壁を全面タイルっていいですね。
2017年10月12日
ガルバニウム鋼板で、横葺きの屋根。
少し左に見えている平瓦の屋根から
連続するような屋根なので、
この葺き方を採用しました。
とってもシャープですし、
瓦屋根との一体感もばっちりでした。
ガルバニウム鋼板は、立ハゼ葺という
縦ラインの入る葺き方が多いのですが、
今回は、全体のバランスから、こちらの葺き方にしています。
あまりラインがきれいだったので、
軒樋をつけたくないくらい。
(でも、機能的に必要なので、つけますが)
和を感じるデザインの場合、
屋根や、軒先のデザインで、
ずいぶんと印象が違ってしまうので、
パートナーと一緒に、しっかり考えるといいですよ。
ちょっとした違いが。。。
こちらは、ちょうど、外壁のタイルを張り始め。
タイルは、細めのボーダーで、ちょっとした凹凸感があるタイプ。
あまりフラットすぎても、さみしいですし、
凹凸が大きいと汚れのことが気になります。
今回は、その辺、ほどよいバランスのタイルを
採用しています。
磁器質のタイルは、焼き加減で、
各々のタイルが、いい意味でムラになって、
とてもいい表情を創ってくれるので好きです。
そうそう。
タイルは、こんな風に専用の接着材を塗りながら、
コツコツと張っていきます。
しかし。。
外壁全面ともなると、大変な量になります。
ほんと。
職人の方々には、頭が下がりますね。
最近は、メンテナンスのことを考えて、
タイルを採用される方も多くなってきました。
そもそも。
塗り替えということがないですからね。
ただ。
初期投資は、それなりに必要です。。
その辺は、バランス感覚です。
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