クラシカルなデザインを考える

2017年11月8日



少し暗くなってしまっていますが。。
ロココ調の装飾がなされた、クラシカルな家具です。




こちらの方が見やすいですかね。

家具のいろんな部分に、緩やかな曲線の
デザインを取り入れています。

モノによって、その装飾の量によって、
ずいぶんと見え方が違うんです。

カタチだけでなくて、生地の柄(ダマスク柄)が
多く採用されてるのも、特徴の一つです。

一般的に、女性には、人気のある雰囲気。
逆に、男性には、あまり。。ですが。。


ここ最近、こういったクラシカルなデザインの家具屋さんを
いろいろと廻っています。




実は。
独立当初から数年は、
超モダンな家のデザインが主だったので、
こういった装飾自体を取り入れることに
あまり好意的ではありませんでした。

どちらかというと、装飾は削っていく方で
ミニマルな表現を追求していました。
(もちろん、今でも大好きで、そういったデザインもします)

意識していないと、なかなか目につかないのですが、
最近、こういった装飾の持つ豊かさを感じるように
なりました。

もちろん、全ての装飾がOKということではありません。

ベースとして、モダンなテイストは持っていて、
その上で、クラシカルなデザインを取り入れる
というスタンス。

いろいろ模索中です。




そうそう。

家具屋さんを廻っているのは、
とある家創りで、こういったクラシカルな家具を
取り入れるためでもあります。

これくらいの装飾であれば、
ゴテゴテした感じはなくて、
スッキリとした上品な感じなのかなと思っています。

玄関入って、正面に、こんなコンソールがあったら
どうでしょうかね。

もちろん。
周りのデザインにもよりますが。

クラシカルなデザインが持つ、
豊かさを実現できるといいなと思っています。


いろいろ愉しませていただいています。
感謝!

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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