市街化調整区域で家を建てるって?

2018年4月3日



昨日、とある家創りのため、

お客様と敷地へご一緒してきました。



中央部の抜け感。

すごいですよね。



とても爽快な田園風景の中にある敷地。



日当たりはもちろんすごいですし、

2階からの風景は、最高でしょうね、きっと。



もちろん。

こちらに家がしっかり建てばの前提ですが。。





実は、こちらの敷地。

市街化調整区域というエリアに入っています。



市街化調整区域は、簡単に言うと、基本的には

家は建てていけないエリアです。



やんごとなき理由がある場合に限り、

県の許可を受ければ、建てることも可能です。



簡単に言いましたが、

「県の許可」は、状況によっては、結構大変なんです。



そもそも。

条件が整わない場合は、許可は下りません。



条件が整っていても、現況が好ましくない場合は、

なかなか難しくなります。



例えば。。



敷地内に、農業用の倉庫を許可なく造っていたり。。

カーポートやガレージを造っていたり。。。



ありますよね。





昔ですと、その辺ルーズなことが多くて、

実際、許可なしの建築行為が結構あったりします。



完全に黒。

なので、撤去が前提なのですが。。。







実は、その辺に詳しい専門家がいたりします。

ただの手続き代行しているだけの方ではなくて。



その方にお願いすると、状況によりますが、

県と協議して、両者が納得できそうなラインを

見出して、許可をとれるような形にしてくれたります。



調整区域での家創りの場合は、基本的に相談を

させていただいています。



そういった方とのパイプがあることは、

心強いです。



実は。

その専門家から、建築的なことについて相談されます。



そうなんです。

私は、彼にとって、建築分野の専門家なんですよね。



お互い様なんですよね。





この分野に限らず、私の周りには、

いろんな方々がブレインとして存在してくれています。



そのおかげで、難題に見えることも

しっかりと検討して、クリアにしていくことができるんです。



そういった方々に恵まれていること。

ありがたいですね。





もっと、もっと、よりよい家創りに向けて精進します。

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

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「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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