骨組みの時は、しっかりとチェックが必要です!

2018年4月26日



とある家創りの現場のワンショット。



ブルーの世界になっています。



実は、上棟が完了してから、防水がしっかりできるまでは、

家をブルーシートで、しっかり囲ってしまうんです。





外から見ると、こんな感じです。



実は、このブルーの世界は、一定期間だけなので、

私個人的には、とっても楽しみなプロセスの一つでもあります。





実は。

この時期って結構大事な時期なんです。



壁が張られていないので、

完全に骨組みのみになっていますよね。



どんな材料を使っているのか。

材料同士をどう接合しているのか。

筋交いはしっかり適切に入っているのか。

その大きさや向きは問題ないか。

計算で算出された適正な金物で固定されているか。



等々。

チェックするポイントが盛沢山です。



特に。

金物は重要なんですよね。





昔は、金物といっても簡易なものが多かったのですが、

現在は、その接合部に、かかる力に耐えうる金物を

使う必要があるんですよね。



金物も「ただ」使ってあればよいのではなくて、

適正な固定方法でないといけません。



床に構造用合板を張っていますが、その床の

釘のピッチだって決まっているんですよ。





そういったことも含めて、しっかりと確認できるのは、

この時期だけ。

壁が張られると見えなくなってしまいますからね。



なので、しっかりとパートナーにチェックしてもらいましょう。





ちなみに。

私は、すべての箇所を確認するようにしています。

大事な大事な家創りですからね。

ナイトウタカシ建築設計事務所

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人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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