キッチンって、奥様の個性が表現されます!
2018年7月24日
ウッドワンの「スイージー」というシリーズのキッチン。
オークの扉材とアイアンブラックの取っ手とのバランスが
なんとも、いい感じですよね。
このキッチンの扉は、主要メーカーの木目の
キッチンとは、まったく違っています。
よく見かける木目は、プリントしたシートが
表面に張ってあります。
最近のプリント技術がすごいので、
パッとみると、本物と見分けが付かないほど。
(といっても、私はわかりますが。。)
こちらのキッチンは。
表面に、本物を薄くスライスした板(突板)を
張り込んでいます。
なので。表情や、ムラ感が、まったく違うんですよ。
部分的にみると、巾木(床とキッチンの間)なんかは、
左右で全然色が違いますよね。
でも、そのムラが、自然ゆえなんです。
そして。
本物は、経年で色合いが変化していくのも特徴。
オークですと、次第に、飴色になっていきます。
それまた、いい風合いなんですよ。
自然の素材は、時とともに、劣化するのではなく、
味が出てきます。
コストは高いのですが、長く使うキッチンですので、
その辺もしっかり考えながら、採用できるといいいですね。
それと。
キッチンの天板のご注目。
人工大理石なんですけど、ユニークな柄ですよね。
主要メーカーでは、割と無難な感じの色合いのみを
限定しているので、あまり種類がありませんが、
もっと、もっといろんな柄があるんですよ。
こちらは、思い切って、ユニークにされましたが、
色合いを揃えることで、まったく違和感なく、
馴染んだ感じでまとまりました。
キッチンって。
奥様の個性がとても表現される場所です。
キッチンに何を求めるのかで、
どのメーカーなのか、もしくはオーダーなのかが
違ってきます。
いろいろと比較検討しながら、
自分だけのキッチンを発見していくために
しっかりサポートしていきます。
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ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
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