キッチン周りの収納を考えてみる

2018年8月31日



フルフラットの対面キッチンです。

白で統一されていて、とてもきれいですね。



背面は腰高のカップボード。



長いカウンターに家電製品を並べたり、

作業スペースとして使ったりできるので、便利です。



また、圧迫感につながらないように、

カップボードの吊り戸棚はなくしています。



吊戸は、あると収納量が増えますが、

使い勝手はよくないので、設置されない方も多いですね。





こちらの家では、キッチンとダイニングが一直線になっていて

その背面をたっぷり収納にしています。



ここまでたくさんあると、キッチン周りだけでなくて、

その他の収納としても使っていけます。



よくご覧いただくとわかるのですが、

右側奥に、カウンターがあって、

そこに腰高の収納、そして家電スペースがあります。



家電はカウンター上にあって使いやすくて

収納は大容量。



ある意味、いいとこどりした感じです。





こちらのキッチンは、背面の収納を完全に隠せるように

大きな引き戸を設置しています。



食器やストックはもちろんですが、

家電関係もしっかり隠しておけるので

スッキリとしたキッチン周りを演出できます。



家電を使うときは、オープンにしておく必要があるので、

その辺は気になるかもしれませんね。



ただ、普段はあけっぱなしで使いそうなので、

その辺は、気にしなくても良さそうです。





キッチンは、キッチン単体の良しあしを考えそうですが、

どう見せたいのか、どう使うのかをしっかり考えて

収納とのバランスを決めていくとよいと思います。



キッチン周りって、LDKの中で、見せ場を一つですからね。

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