先入観を振り払って、最善の間取りへ

2019年2月10日



昨日は、休日ということもあって、

お客様との家創りに行ってきました。



写真は、午後イチからの打ち合わせのワンショットです。



ご主人のお仕事の都合から、少し間が空いており、

1か月ほどぶりにリスタート。



ここ最近の話題は、もっぱら、間取です。



前回要望が出ていた内容を盛り込んだ二つの案を持参。

その変更内容を確認しつつ、追加でもご要望を伺いました。



昨日話題になったのは、食品庫(パントリー)です。



キッチン周りに収納はたくさん設けているモノの、

もっと食品庫はあるといいなぁとのこと。



実は。

前回の間取り検討案の中に、偶然なのですが、

キッチン付近にパントリーができてしまう提案があったんです。



その辺をご覧になったご主人が、気を効かせて、

パントリーを設置する変更案を考案されていたんです。



さらに。

奥様の書斎スペースがほしいということも重なって、

大き目パントリーと兼用で、奥様スペースがいいかも

ということになりました。



そこから、奥様も真剣そのもの。

もちろん。ご主人も。



間取を考えることに集中する時間もありました。

打ち合わせ何だか(笑)



お二人にいろいろ考えていただいた結果、

なかなかいい案が出ず。。。



そこで。

私がふと思いついた案をご提案しました。





私としては、結構思い切った案なんです。

キッチンの向きを変えてしまうという内容。



奥様は来客からキッチンが見通せないようにするのが

ご要望でした。



代わりに、私がご提案したのは、足元は見えてしまう案。



でも。

そうすることで、ご要望されていることが

クリアされて、さらにいいことばかり。



結果、その案の方向で進めることになりました。



おそらくですけど。

お二人だけでは、この発想の転換はできなかったと思います。



理由は簡単です。

先入観があるからです。







先入観を振り払って、ご要望の捉え方を変えるだけで、

発想が変わり、そして、間取も変わってきます。



何を優先して、今後暮らしていくのか。

それをしっかり見据えて、最善を実現していきたいですね。



そういったことも、家創りの大事なサポートの一つなんです。



すべては、豊かな未来の実現のために!

ナイトウタカシ建築設計事務所

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「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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