内装材選び、色決めなど

2013年7月10日

<見沼田んぼを望む河岸段丘に立つ家/Taさんの家>の工事も来月の下旬には引き渡しです。







今日は建てぬしさんに現場に来ていただいて、臨場感のある現場で内装関係の決定を行いました。

まずは栗フローリングの着色の色です。濃い茶色系をご所望だったのでオイル系の3色を塗り、それぞれに3分艶のウレタンを塗った見本を用意しました。結局は一番濃いもので、かつウレタンを塗らないものに決まりました。建てぬしさんは基本的に艶をお好みではありません。

壁、天井はコストコントロールのために、ビニールクロスと吹き付け材を使い分けています。ビニールクロスは、杉浦充さんの住宅見学会で見せてもらったものが印象が良く、僕もそれを使うことにしました。価格は通常の普及品クロスの値段ですが、珪藻土がコーティングされたタイプで、見た目はビニールクロスとは思えません。サンゲツの<ファイン1000>シリーズのFE-9112というもので、ビニールクロスを使わざるを得ない場合には、当事務所の定番になりそうな気がします。

吹き付け材の方は見本が間に合わず、建てぬしさんと僕の方に送ってもらって、近々協議して決めることとなりました。
外壁吹き付け材の上に光触媒塗料を塗るかどうかの問題があります。白ぽい外壁には使いたいところなのですが、今までコスト面で使えずにいたのですが、今回は外壁面も広く、汚れるリスクも大きい外部形状になっているので、できれば使いたいところです。
ただ、使ったことがないので知らなかったのですが、嫌な感じの艶が出てしまう、という話もあるのです。光触媒塗料を塗った見本も作ってもらっているので、艶の具合とコストをにらんで最終決定ということになります。

今日の現場で面白い光景を見ました。ブルーシートをタープにして2階バルコニ―に掛けて、職人さんがFRP防水の下塗りをしていました。直射日光が当たると速く乾きすぎてしまうのを防ぐ意味が主ですが、この暑さですから職人さんにとってもこれは快適です。この、ブルーシートをタープに使う手は、実は僕らがキャンプサイトで時々やる手なので、クスッとしてしまったのです。

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