草庵茶室の設計メモ1

2013年10月24日

小間(草庵)のお茶室は千利休の時代から存在しますが、相当に難しいです。良いものも、そうでないものも有りますし、高さと材料の寸法から言いますと、一般の和室の80%位?しかも、製材した角材と違い、丸太系が多いので元末(上下)の直径寸法が異なってきます。
流派による違いも有りますが、最終的には基本を習熟した上での設計者の細部に渡るセンスで決まります。
こう言った建築は『些末拘泥主義』…些細な事に泥のように拘らないと、出来ない究極のデザインです。糸のような細かい寸法にも…なので、このような図面が必要となります。



平面DETAIL


一級建築士事務所 林芳雄建築設計室
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1981年に事務所を開設以来、長年研究していた現代数寄屋建築及び住宅を中心に設計監理業務に携わっております。家族の笑い声と陽だまりに満ちた、『和モダン』がテーマです。 ご相談は無料ですので、お気軽にご...

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