足が伸ばせるユニットバス

2013年12月18日





突然ですが、こういうユニットバスがあって良いと思うんです。


ユニットバスはマンション用では1216(内寸1200mm×1600mm)、戸建用では1616(内寸1600mm×1600mm)が基本で、あとはそのバリエーションなのですが、例えば巨大サイズの1622サイズを入れたとしても、浴槽の奥行は22ではなく16側なので、ユニットバスを使う=成人男性は足を延ばして入れない、ということが個人的には大変大変不満です。


ミストサウナ、乾燥暖房、乾きやすい床、保温性の高い浴槽、泡風呂、音楽、浴室TV・・・と我が国のユニットバス文化はバッキー=フラー先生も真っ青なガラパゴスの様相を呈しておりますが、それ以前に「足を伸ばして入浴する」という贅沢さ・快適さはかなり重要なんじゃないかと思うのです。トイレならコーナー設置タイプが存在するのに、ユニットバスに存在しないのはどう考えても変です。





参考:狭小スペース用・斜め配置便器。タンクが三角形。


浴槽を三角形に配置すれば、1616サイズでも何とか成人が足を伸ばせる寸法はきっと確保できます。洗い場が狭くなることによってシャワーの湯が浴槽に入ってしまう問題・洗い場が狭くなる問題が生じますが、スライドバータイプにして浴槽中央に取り付ければそれも解決できるはず。折戸ではバーと干渉する恐れがあるので引き戸にしましょう。


TOTO、LIXIL、Panasonic、ノーリツ、クリナップ、タカラスタンダード、トクラス、ハウステック、永大、日ポリ加工、Spiritual mode。UBメーカーの皆様。ご連絡をお待ちしております(勝手に作っちゃ嫌よ)。


山本嘉寛建蓄設計事務所
http://yyaa.jp/

山本嘉寛建築設計事務所 YYAA

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素材を活かした設計を心がけています

奈良・大阪・京都を中心に新築一戸建て注文住宅、町家リノベーション、古民家改修、古ビル再生など、用途や規模に関わらず建築にまつわるデザインを行う建築家/一級建築士事務所です。無理・無駄のないシンプル...

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