【にぬふぁ保育園】は、沖縄・那覇に建つ保育園です。
崖地の高低差を生かすことで、大地と呼応した、動きのある造形を生み出しました。
土・風・光との出会いを感じられるような建築空間をめざしました。
保育室と同じサイズの外部空間「あまはしテラス」と五角形の保育室が特徴です。
【にぬふぁ保育園】について詳しくはこちらからご覧ください。

【にぬふぁ保育園】設計主旨
「沖縄の自然と文化を大切にした子育ち文化の拠点を!」そんな思いからこの保育園は生まれました。建築主は、沖縄の自然と文化を通した教育と療育の研究・実践を中心に、独創的な活動を繰り広げるNPO法人「うてぃーらみや」です。
「広い縁側で保育を展開したい。」それが「うてぃーらみや」の希望でした。高温多湿な気候の中では、室内に閉じこもるよりも、風が吹き抜ける外部の方が、快適で健やかだ。そんな快適な外部空間をつくろうと考え、建物の中央を貫くように巾広い縁側をつくり、そこに大きな屋根をかけて、雨や日差しから守られた半屋外空間にしました。沖縄の伝統的民家では、母屋の周りを「あまはし」と呼ばれる軒の深い縁側が取り巻いています。そんな伝統に根ざした気持ちのいい半屋外空間を実現しようと考えました。

この「あまはしテラス」を動線の軸として、ここから直接、各保育室に入る構成にしました。こどもにとって保育室は家であり、「あまはしテラス」は、道であり広場となります。テラスに机を出せばお絵かきや食事の場となり、絵本を出せば図書館、遊具を持ち出せば遊び場です。そして、この広場にとりつく保育室は、それぞれが独立した一つの家と感じられるように形を五角形にしました。そっぽを向くような保育室の五角形が、全体像が捉えきれない風景を描くことで、「あまはしテラス」が変化のある場として感じられればと考えました。
敷地は崖が重なる北下がりの坂地です。南側の道路が一番高く、敷地は一気に下がっていきます。敷地の入口には門を設けず、建物玄関や駐車場に向かって、道からそのままゆったりとしたスロープと階段で下りていくようにしました。ゆるやかに道路から下る階段に合わせて庭に築山をつくり、階段、築山、園庭が連なる立体的な遊び場空間を形づくりました。また、道路と同じ高さになる2階に道路際からブリッジをかけ、「あまはしテラス」に直接入れるようにしました。いろいろなルートにより回遊性が生まれることで、終りなく広がる空間と感じられればと考えました。
沖縄の自然と文化を大切にする方々の思いに導かれて生まれたこの建築の中で、こどもたちの内面が健やかに育まれることを願っています。
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「SUUMO注文住宅 神奈川で建てる 2021夏秋号」(7/21発売) に、
【つなぎ梁の家】が掲載されました。



「素材・色・光が生み出す気分を高めるデザイン住宅」というテーマで、
素材・色・光の3つの観点で、空間が素敵な注文住宅の実例を紹介する企画です。
木の素材を使用した住宅の実例として、取り上げられています。
是非ご覧いただければと思います。



【つなぎ梁の家】について詳しくはこちらからご覧ください。


【つなぎ梁の家】
シンプルな切妻屋根のシルエットの中に、リビングに連なるバルコニーを組み込み、
広がりある住空間を展開します。
屋根の形そのままの天井に、照明を組込んだつなぎ梁が連続する住宅です。



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SUUMO注文住宅(フリーペーパー)7月号」 (6/15発行) で、
【スキップテラスの家】が紹介されました。
「古く見えない家とデザイン」というテーマで、
年月を経ても古く見えない家のデザインのポイントを紹介する企画です。
「SUUMO注文住宅(フリーペーパー)」は、鉄道駅、スーパー、イオンなどの大型施設、
ファミレスなどの飲食店、一部コンビニなどで無料配布しています。

【スキップテラスの家】について詳しくは
http://www.prime-arc.com/37/37.html
でご覧ください。

【特集テーマ】
家は服やカバンのように、気軽に買い替えることはできない。
とはいえ住んで数年で古ぼけた家になってしまうのも......。
そんな人に向けて、年月を経ても古く見えない家のデザインのポイントを、
実例とノウハウで伝えます。



【スキップテラスの家】は、坂に面して建つ住宅です。
敷地の高低差を利用して、外部空間に地上から2階まで、段差のある外部空間を形づくり、室内と結びつけることで、多様な住空間を展開しました。
白い四角の外観の中に、内部、外部、吹抜等を立体的に組み込み、広がりのある建築空間をめざしています。



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【まついハウス】が「突撃!となりのスゴイ家!」で紹介されます。



■BSテレビ東京 6/18(金) 21:00〜21:54
【まついハウス】の登場は番組の後半です(9:20以降)

【まついハウス】は、「平和と子どもたちの幸せ」を願い人生を歩んだ絵本作家・まついのりことその家族の思いを受けて建てられた、平和と文化の活動のための建築です。
絵本・紙芝居の展示、壁画家のステンドグラス、パントマイミストの小さな公演の場をもち、住まいでもあります。
光を受けて、力強く立ち上がる吹抜空間の中で、心の高まりとともに、希望を感じられる建築をめざしました。





番組では、アンガールズ田中卓志さんと女優の遼河はるひさんが、【まついハウス】を訪ね、家の様子を見学しながら、建主の一人である松井朝子さんの演技を鑑賞したり、リビング吹抜のステンドグラスについて、創作した壁画家で建主の一人である松井エイコさんから直接説明を聞いたりする時間もあります。

【まついハウス】について詳しくは
http://www.prime-arc.com/86/86.html
「突撃!となりのスゴイ家!」について詳しくは
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/sugoie/
でご覧ください。

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homifyのマガジン欄に
【フラッツ5+1】が掲載されました。
https://www.homify.jp/ideabooks/7937405/SDGsと住まい、持続可能な開発目標と豊かさを暮らしにもたらす家とは?

「SDGsと住まい、持続可能な開発目標と豊かさを暮らしにもたらす家とは?」がテーマの特集です。

【フラッツ5+1】については
【サスティナビリティとコミュニティのある暮らし】と題して

「SDGsと住まいについて、持続可能な地域開発とコミュニティづくりは密接に関係しており、近年コミュニティ住宅が注目されています。地域社会や共同体、共通の趣味を持つ仲間などと知り合えるコミュニティ住宅は、住人同士が気軽に触れ合えるような共有スペースを敷地内に設けたり、仲間意識を持てるようなイベントを行ったりできるようなコミュニティ形成を重視した住まいです。」

と紹介されています。
10の様々な住宅が紹介されています。
よろしかったら、ご覧下さい。
(【フラッツ5+1】は4つめに登場します。)


【SDGsと住まい、持続可能な開発目標と豊かさを暮らしにもたらす家とは?】
テーマとして
「SDGsの持続可能な開発目標と豊かさについて、私たちの住まいから考えていきましょう。物理的な利便性や消費する豊かさだけでなく、SDGsの掲げる持続可能な開発目標と住まいの在り方は、人、社会、地球にも優しく、より本質的な豊かさを暮らしの中にもたらしてくれる家づくりが見えてきます。」


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『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』の展示が会期延長となりました。
【まついハウス】が展示されています。
住宅であるとともに、絵本・紙芝居の展示、壁画家のステンドグラス、
パントマイミストの小さな公演の場をもつ建築です。
仕事における集中と生活におけるくつろぎという対照的な心の動きを
一つの建築の中でつつがなく循環する空間展開をめざしました。

場所 リビングデザインセンターOZONE 6F 特設会場 
~2021年6/29(火) 10:30~18:30 ※水曜日休館



【OZONEのメッセージ】
長引くコロナ禍、住まいについて再考される方も多いのではないでしょうか。
リモートワークによる自宅のホームオフィス化や子供の自宅学習、 長い時間家で過ごす中で心身の健康を保ち趣味の時間を楽しむなど、 みんなが家にいるからこそ個々の快適な過ごし方が求められています。
そんな新しい生活様式ともいわれる「New Normal」な暮らしをかなえるヒントは、 実は十人十色の幅広い要望に応えてきた建築家や工務店の住宅事例の中にも、 OZONE館内ショールームの商材の中にも、いくつも見つけることができます。
この展示では3つの要素:「間取り」「おうち時間」「レジリエンス」を軸に、約30のパネルや模型で紹介いたします。 これからの新しい普通の暮らし、一緒に考えてみませんか。

『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1019 (続きを読む)

『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』の展示が再開となります。
【まついハウス】が展示されています。
住宅であるとともに、絵本・紙芝居の展示、壁画家のステンドグラス、
パントマイミストの小さな公演の場をもつ建築です。
仕事における集中と生活におけるくつろぎという対照的な心の動きを
一つの建築の中でつつがなく循環する空間展開をめざしました。
場所 リビングデザインセンターOZONE 6F 特設会場 
2021年3/12(金)~5/11(火) 10:30~18:30 ※水曜日休館



【OZONEのメッセージ】
長引くコロナ禍、住まいについて再考される方も多いのではないでしょうか。
リモートワークによる自宅のホームオフィス化や子供の自宅学習、 長い時間家で過ごす中で心身の健康を保ち趣味の時間を楽しむなど、 みんなが家にいるからこそ個々の快適な過ごし方が求められています。
そんな新しい生活様式ともいわれる「New Normal」な暮らしをかなえるヒントは、 実は十人十色の幅広い要望に応えてきた建築家や工務店の住宅事例の中にも、 OZONE館内ショールームの商材の中にも、いくつも見つけることができます。
この展示では3つの要素:「間取り」「おうち時間」「レジリエンス」を軸に、約30のパネルや模型で紹介いたします。 これからの新しい普通の暮らし、一緒に考えてみませんか。

『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1019 (続きを読む)

『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』に
【まついハウス】が展示されました。
住宅であるとともに、絵本・紙芝居の展示、壁画家のステンドグラス、
パントマイミストの小さな公演の場をもつ建築です。
仕事における集中と生活におけるくつろぎという対照的な心の動きを
一つの建築の中でつつがなく循環する空間展開をめざしました。
場所 リビングデザインセンターOZONE 6F ロードサイドスクエア 
2021年1/7(木)~2/2(火)) 10:30~18:30 ※水曜日休館



【OZONEのメッセージ】
長引くコロナ禍、住まいについて再考される方も多いのではないでしょうか。
リモートワークによる自宅のホームオフィス化や子供の自宅学習、
長い時間家で過ごす中で心身の健康を保ち趣味の時間を楽しむなど、
みんなが家にいるからこそ個々の快適な過ごし方が求められています。
そんな新しい生活様式ともいわれる「New Normal」な暮らしをかなえるヒントは、
実は十人十色の幅広い要望に応えてきた建築家や工務店の住宅事例の中にも、
OZONE館内ショールームの商材の中にも、いくつも見つけることができます。
この展示では3つの要素:「間取り」「おうち時間」「レジリエンス」を軸に、
約30のパネルや模型で紹介いたします。
これからの新しい普通の暮らし、一緒に考えてみませんか。

『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/992


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世界は未曾有の困難の中にある今。
その困難の先に待つ希望を信じて
前に向かって生きていこうと思いを新たにしています。

この状況の中、現場で働く方々のたゆまぬ努力のおかげで
東京都内各地で住宅を完成させることができました。
沖縄では、現在、保育園の建設が進行中です。
熊本で幼稚園、福島で保育園の計画に取り組んでいます。
また、埼玉県で店舗+事務室+住戸からなる複合施設を設計しています。

一歩づつ、これからも平和と命の尊厳を心に刻みながら
人間の内面と呼応する建築空間をめざして
歩んでいきたいと考えております。
どうぞ、よろしくお願い致します。



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【心落ち着く住まいをつくる秘訣とは?】Houzzで【プライム】が特集されました。

https://www.houzz.jp/ideabooks/139778476/thumbs

タイトルは『心落ち着く住まいをつくる秘訣とは?』

『ストレスと無縁ではいられない現代社会で求められる、心から安らげる家。長年にわたり心落ち着く住空間を追求してきた建築家に、そのつくり方を聞きました。』
ということで、【プライム】が取り上げられました。



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[本文より]
建築を学んでいた学生時代、心落ち着く空間と、そうではない空間の違いを強く意識するようになったという西島さん。
設計の仕事をしていく中で、心落ち着く空間を実現するためには、2つの要素を取り入れることが重要だと考えるようになりました。その2つとは、どういったものなのでしょうか?

「1つ目は、しっかりと守られているという落ち着き、つまりプライバシーが守られていると感じられること。」
「2つ目は、心が解放されるような広がりが感じられること。」
「【守られているけれど、広がりが感じられる】という、2つの要素を両方いっぺんに実現させるのが、居心地のよさにつながるんじゃないか、と思っています」

長い時間を過ごす住空間は、住む人の内面に与える影響も大きい、と話す西島さん。
「だから、住空間を大切に考えることは、生きることを大切に考えることにつながると考えています」
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よろしかったら、ご覧下さい。

掲載されている作品は
天遥かな家
http://www.prime-arc.com/88/88.html
山に向かう家
http://www.prime-arc.com/78/78.html
日本橋-川辺の家
http://www.prime-arc.com/58/58.html
つなぎ梁の家
http://www.prime-arc.com/82/82.html

で詳しくご覧になれます。

天遥かな家

山に向かう家

日本橋-川辺の家

つなぎ梁の家
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(株)プライム一級建築士事務所

プロフィール

(株)プライム一級建築士事務所

人間の内面と呼応する空間

【代表建築家 西島正樹】 プロフィール  1959年 東京生まれ  1982年 東京大学工学部建築学科卒業  1984年 東京大学大学院建築学専攻修士課程修了  1984年 ㍿石本建築事務所勤務  ...

(株)プライム一級建築士事務所の事例

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