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フランク・ロイド・ライトの集大成|落水荘 カウフマン邸

1935年にアメリカ・ピッツバーグに建てられたフランク・ロイド・ライトの落水荘。

渓流と一体化した邸宅は、フランク・ロイド・ライトが、25年もの低迷期を脱した作品で、集大成ともいわれている。

二十世紀最高の建築家の1人

【 フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright) 】

フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)は、南北戦争の終わり1867年に生まれ、1959年4月9日この世を去った。

あの、ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれ、二十世紀最高の建築家の1人でもある。

91歳で他界するまで約70年間にわたり、精力的に活動を続け400以上もの作品を実現させている。

また、フランク・ロイド・ライトの事務所からはアントニン・レーモンドやルドルフ・シンドラー、リチャード・ジョセフ・ノイトラ、ウォルター・バーリー・グリフィンといった著名な建築家を輩出している。

主な作品


1889年:ライト自邸と事務所 (イリノイ州オークパーク)
1894年:ウィンズロー邸
1903年:ラーキン・ビル
1904年:ユニティ教会
1906年:ロビー邸
1913年:ミッドウェー・ガーデン
1914年:タリアセンⅡ
1917年:バーンズドール邸
1925年:タリアセンⅢ
1926年:ビルトモア・ホテル
1936年:ジェイコブス邸
1936年:カウフマン邸/落水荘
1937年:ジョンソン邸
1937年:タリアセン・ウエスト
1939年:ジョンソンワックス社事務所棟
1944年:ジョンソンワックス研究所棟
1948年:モリス商会
1951年:ユニテリアン教会
1953年:プライスタワー
1956年:ギリシア正教教会
1956年:ベス・ショーロム・シナゴーグ(ペンシルベニア州エルキンズ・パーク)
1959年:グッゲンハイム美術館
1963年:マリン郡役所
1964年:アリゾナ州立大学記念劇場

フランク・ロイド・ライトが日本で残した作品


1923年:帝国ホテル (1967年取り壊し、現在は正面玄関部分のみ)
1924年:山邑邸 (現 ヨドコウ迎賓館、兵庫県芦屋市)
1926年:自由学園明日館(共同設計:遠藤新、東京都豊島区)
1917年:旧林愛作邸(現 電通八星苑、東京都世田谷区)

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  • 2013年3月6日
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