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【建築】「韓国の建築、30年前の日本と似た状況」 建築家・隈研吾氏が語る

「また日本か」。今年3月、「建築界のノーベル賞」といわれるプリツカー賞の受賞者に­、日本の建築家・坂茂氏(56)が選ばれたとき、韓国の建築家たちの間ではため息が漏­れた。昨年、伊東豊雄氏(73)が受賞したのに続き、日本の建築家が続けざまに同賞を­受賞したからだ。日本人が同賞を受賞したのはこれで6回目となり、世界有数の受賞者輩­出国となっている。しかし、こんな疑問が湧いてくる。「なぜ日本なのか」と。

 先月23日、自叙伝『建築家、走る』の韓国語訳の出版記念講演のため来韓した日本の建­築家、隈研吾氏(59)に会ったとき、まずこの質問をぶつけてみた。世界の舞台で活躍­する日本の代表的な建築家の一人で、日本のエリート建築家を多数輩出してきた東京大学­工学部建築学科の教授も務める隈氏なら、何か答えを得られると考えたからだ。
  • 2014年8月11日
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