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ポール・ポワレ別邸|ロベール・マレ=ステヴァン


ロベール・マレ=ステヴァン( Robert Mallet-Stevens、1886年3月24日 - 1945年2月8日)は、フランスの建築家。父親はモーリス・マレというパリやベルギーで著名なアートコレクター。
主な代表作に、ポール・ポワレ別邸 (1925年)、スーラ通りの住宅群(1926年)、ライフェンベルク邸(1927年)、シャルル・ド・ノアイユ別邸 (1928年)、Villa Cavrois(1932年)などがある。

ポール・ポワレ別邸は、パリ郊外、セーヌ川近くの緑豊かな土地に立つ。雄大なモダニズム邸宅の中に見える、蒸気船をモチーフとしたアールデコのデザイン。それはこの邸宅が­とどめる、最初の主であるファッションデザイナー、ポール・ポワレと、彼の後この邸宅に住んだ当時の人気女優という、二人の主の記憶だった。

その他に、椅子のデザインも手がけている。1932年に別荘のキッチンファニチュアとしてデザインしたスタッキングチェアCROIXや、1935年にパリで開催された「サロン・デザール・メナージュ」用に制作、代表作となるステヴァンチェアC(モデルC)などがある。CROIXは現在、ヴィトラ社のデザイン・ミュージアムのコレクションにも所蔵されている。
  • 2012年10月2日
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