「雑貨展」で収納を学ぶ
先日、桜の満開を迎える東京ミッドタウンでの打ち合わせのあと、「21-21 DESIGN SIGHT」にて開催されている「雑貨展」を見てきました。
学生の頃は「雑貨屋さんの店長さん」というのが夢でした。(高校生の時の愛読書?は雑誌「Olive」と今はなき「雑貨カタログ」だったな~)
そんな私にはたまらん展示会
こんな感じで昔から馴染みのあるデザインから今どきなものまで。
そして、雑貨店やそのオーナー、料理研究家、スタイリスト、などなどよく雑誌でお見かけする方々の私物を含む雑貨類がいろいろ展示されていました。
なかでも興味深ったのは、民俗学研究者/建築学者 今 和次郎氏(1888~1973年)による昭和初期の日本の「考現学」と現代の比較。
「考現学」とは、服装、持ち物、消費行動などを詳細に観察したもののようです。この記録がすごい~~~
間取りと持ち物。
六畳間、四畳半内の所有物。
イラストも独特なタッチで細かいけれど見やすく、なんだか惹きつけられます
特に面白かったのは、「薬の居場所」
昔は押入れの袋棚に薬箱があるだけでしたが、現代の住まいは間取りも増え、寝室やリビング、廊下収納など、いろいろなところに分散されているケースがあると比較しています。
これは興味深い記録ですね
ぜひ、後世のために現代の記録も残しておいたほうがいいのだな~と思いました。
収納コンサルティングや新築設計の際の資料も後々には資料として残せるのかもしれませんね。
こちらの展示は6月5日までの長めですので、是非見に行ってみてください。今ならば桜も綺麗ですよ~。
ささやかなご案内ですが。。。
4月2日で、suzukuriは5年目に入りました。本当に皆さまのおかげでここまでやってこられていると感謝の気持ちでいっぱいです。
5年目に向けて、ホームページやサービス内容もあれこれ進化をする予定です。
益々、皆さまの心地よい毎日に貢献できるように、また、よりご満足いただけるサービスをご提供できますように、精進してまいりたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
鈴木君枝(収納アドバイザー・suzukuri代表) さんの記事
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