火事に負けない家づくりで大切な家族や財産を守る

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すべてを奪ってしまう住宅火災。自宅だけではなく近所に延焼すれば取り返しのつかない事になってしまいます。家をつくる際は地域の防火規制を理解し、火事を出さないような設計や使用する建築材にも工夫しなければなりません。

建築基準法による建築規制

住宅が立ち並ぶ都市部においては、火災から人々の生命や財産を守るために防火地域や準防火地域、そして屋根不燃化区域(法22条区域)の3つが指定されています。
防火地域では、3階以上または延べ床面積100平米以上の建物は耐火建築物にすることが義務付けられており、それ以下の建物は準耐火建築物にしなければなりません。
準防火地域や屋根不燃区域でも、建築物の建材や構造が指定さており、一定の外壁・屋根・窓・ドアは防火性能のある材料で仕上げなければいけません。
このように防火地域および準防火地域では、防火のための厳しい建築制限があります。土地を購入する段階で、役所などで確認すると良いでしょう。

防火住宅にするポイント

指定されていない地域に家を建てる場合でも、大切な家族の命や財産を守るために、できるだけ防火の配慮を心がけましょう。
また、消防法の改正によって住宅用火災警報器などの設置が全国一律で義務づけられております。罰則はありませんが、大切な家族の命を守るためにもきちんと備えておきましょう。

その他の防火住宅にするポイント
  • 防火建材を適所に使う
  • 防火シャッターの設置する
  • 防火扉使用する
  • 網入りガラスを使用する
  • バルコニーや勝手口を避難路として設計
  • スプリンクラーや消化器を設置する


火を使わないオール電化は安心で魅力的

建物火災の出火原因はコンロからが一番多いというデータがあります。火を使わないIHクッキングヒーターなどのオール電化住宅は、火災は起きにくく幼児や高齢者のいる家庭も安心です。
また、ヒートポンプユニットと貯湯タンクのふたつからお湯を作るエコキュートは、割安な夜間電力を使えるなど光熱費を削減できるのも魅力的。貯湯式なので、2~3人家族であれば300リットル程度のタンクを設置するスペースが必要です。

プロフィール

大村 静香

グラフィックデザイン事務所を経て、ライターデビューしました。企画・編集・取材・執筆・コピーライトと、何でもこなします。読みやすく、ぬくみがあり、読んだ人の心に残る文章を心がけています。

得意な分野はロハス、エコ、健康、など。

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