感性工学から誕生したTOTOのシャワーは浴び心地と節水が追求された商品

TOTOが発売するComfort&Green Technology（コンフォート アンド テクノロジー）をコンセプトに、節水や浴び心地を追求したシャワーが、現在、ドイツ・フランクフルトで開催されている、世界最大の住宅設備の展示会ISH（International Sanitary&Heating）で公開されています。

写真セット価格（希望小売価格）
11,624.22 ユーロ（約146万円）

こちらのシャワーセットは、５月に欧州から発売された後、中国、米国、日本など各国での販売を予定しています。日本は温泉などの文化で、なかなかシャワーに対してのこだわりが少ないですが、欧米諸国では、様々な機能や浴び心地がシャワーに求められています。

そこで、TOTOでは日本で研究を続けてきた、人の感性を数値に置き換える「感性工学」というものを活用し、様々な浴び心地を実現するシャワーの開発を行ってきました。

感性工学とは

私もまだ勉強不足で、「感性工学」という言葉を初めて聞いたのですが、一言でいうと、人間が持っている感性イメージを数値に置き換えたり、アンケートなどによって、科学的に分析し実際の製品に活かす技術、手法のことのようです。

２０世紀の大量生産多量消費型産業社会から、成熟化した現代において、この人間が持つ「感性」という言葉は、個人的には非常に興味深い言葉となっており、今後、勉強していきたい分野ですね。