初期衝動
2014年4月18日
建築家、山田守の出発点は、
1920年(大正9年)、
東京帝国大学建築学科卒業直前に、
同級生5人と結成した、
日本初の建築運動、
「分離派建築会」でした…。
「建築は芸術である」と主張した、
この「分離派建築会」の作品は、
当時ドイツで流行していた、
曲面や曲線を多用する、
「表現主義」の影響を強く受けたものが多かったのですが、
中でも、山田守の作品は、
その「表現主義」的な特徴を代表するものでした…。
『建築家山田守作品集』の「作品リスト」によると、
現存する、一番古い山田守の建築は、
この「門司郵便局電話分室(現NTT門司電気通信レトロ館)」です…。
その「分離派建築会」から4年後の建築…。
話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/691460360913175
- 前の記事:TU-Project
- 次の記事:復興の橋
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...