先見の明
2014年4月25日
街並から、頭一つ飛び出すようにして、
ドーム屋根が見えます…。
野方配水塔です…。
「近代上水道の父」と呼ばれ、
この分野の建築を観ようとすると、
必ず、その名を聞くことになる、
中島鋭治による設計ではないか、
と言われているようです
(異論もあるようですが)…。
中野区のホームページの解説によると、
高さ34メートル、径18メートルの円筒形の中に、
約2000トンの水を貯めることが出来、
そこからの自然降下による水圧を利用して、
周囲の家々に、配水していたのだそうです…。
そのような、
いわば産業施設のてっぺんを、
なぜ、ドーム屋根にする必要があるのだろうか…と、
現代の私たちは、考えてしまいがちですが...。
話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/695224923870052
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仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...