コレクター魂
2014年4月29日
建築家、長野宇平治は、
東京駅で有名な、辰野金吾の下で、
日本銀行各支店を担当しました…。
その後、独立し、
多くの、重厚な、古典主義建築をのこしています…。
彼は、
これらの設計のために、
世界的にも貴重な、多くの古典書籍を蒐集し、
当時のヨーロッパの一流建築家と同じように、
原典までたどって、
ヨーロッパの古典主義建築を極めようとした、
研究者でもあったのだそうです…。
その長野宇平治が、
最晩年に取り組んだのが、
横浜市大倉山記念館です…。
この建築は、実に不可解なもので、
彼がのこした、
正統派の、その他の古典主義建築とは、
全く異なるものでした…。
話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/697149903677554
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...