生き物のような家
2014年4月28日
仕事場の近所にある民家園…。
自転車で5分ぐらいと、本当に近い上に、
静かで、なかなか雰囲気もいいので、
割と頻繁に観に行きます…。
ほとんど無名の割には、
意外と面白い建築が展示されているのですが、
中でも一番のお気に入りは、これです…。
江戸初期(17世紀中頃)の、
この辺りの開拓期の住居の復元だそうです…。
およそ300年前の住宅、ということになります…。
屈まないと入れないぐらいの、
極端なほどの、軒の低さが、衝撃的なのですが、
そのせいもあって、
段々になった藁葺屋根だけが、
浮かんでいるみたいで、
とても可愛らしい…。
まるで、何か別の生き物みたい…。
実際、
形態も、素材も、設備も…、
すべてが、現在の家と較べて、
はるかに、生き物に近いのでしょうね…。
話は、以下に続きます...。
https://www.facebook.com/NakamaKunihiko/posts/696707220388489
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...