工事「前」に大事なことって?
2016年9月29日
昨日は、とある家創りで、工事関係者が集まって、
工事のいろいろを調整しました。
こちらの家。
地下1階がRC造で、地上2階が木造という
混構造なんです。
道路と敷地で2m弱の高低差があるので、
半地下を創って、造成費用を抑えながら
家を計画しているんです。
こういった混構造で注意が必要なのは、
RC部分と木造部分の調整です。
特に、RC部分は、工事に取り掛かるまでが重要。
家全体の納まりや、電気や設備のルート等含めて
全てを調整しておかないといけません。
あとで、孔開けるわけにはいきませんからね。
木造の時にも、当然そういった調整はするのですが、
混構造の時は、なおさらです。
実は、このところの雨で、工程が遅れ気味。
ただ、そのおかげで、昨日、工事に取り掛かる前の
全体調整を行うことができました。
逆に、きちんと調整できたこともあって
これからは、とってもスムーズに工事が進んでいくと思います。
いろんな道のプロがいます。
そのプロが持つノウハウやスキルを生かしながら、
ベストな工事をしてもらう。
当たり前のようですが、それが大切です。
そうやって進めてもらえるよう、調整します。
最近は、肩肘張らず、自然体で関わります。
きっと、今までの経験のおかげなんでしょうね。
いい家創りのために。
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ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...