スッキリした見え方を実現するには。。

2017年6月15日



とある家創りの現場でのワンショットです。

ちょうど、屋根を葺き終えていました。
屋根は、珍しく?、瓦です。

瓦といっても、波打ったような普通の瓦ではなく、
完全にフラットなカタチ。

このフラットな横のラインが、何ともきれいです。

5年くらい前までは、モダンなデザインばかりだったので、
瓦を採用する機会はほとんどなかったのですが、
最近は、時々採用するようになりました。

でも。
こんな風に、フラットなラインができる瓦であれば、
シャープな印象の和モダンにはぴったりなので、
採用も全然OKになりました。

ただ、瓦の場合は、ある程度の屋根勾配が必要なので、
その辺は、外観のデザインとの兼ね合いを考える
必要がありますね。




こちらも、この現場でのワンショット。

規則正しく、同じものが並んでいます。
何に使うと思いますか??

こちらは、木製ではなく、スチール製。

木造ではなかなか難しい部分に
補強材としてこちらを使いながら、あるカタチにしています。

実は、こちらの家では、1mほど庇が出るのですが、
その庇を支えるのが目的です。

ゴツイ木製の梁を出せばできるのですが、
スッキリとシャープに見せるため、取り入れています。

見えないところではありますが、
こういった工夫をすることで、
他にはない、カタチを実現しようとしています。

ちょっとしたことに見えますが、
実は、結構、効いてくるんですよね。

こういった細かなところも大事にしてます。





そう。
タイルなんです。
いろんなタイルが並んでます。

実は、以前決めていたタイルが欠品に!!

ということで、在庫がある商品の中から、
もとのイメージに近いタイルを探しているところ。

といいつつ。
いろいろと比較検討してみたら、
決めていたタイルより、
今回決めたタイルの方がよいことに気が付きました。

ある意味、
欠品していてよかったです。


不思議なのですが、
起こることは全て最善なんだと思ったりしています。


ほんと。
毎日、愉しませていただいて、感謝!!

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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