断熱材って、どれがいいの?
2017年6月30日
何だか、鍾乳洞のような不思議な感じです。
以前お客様から伺った表現ですと、「鳥皮」ですって。
印象的な、このモコモコ。
実は、断熱材なんです。
現場で発砲させて、吹き付けていく断熱材です。
表面はデコボコしていますが、
引っ込んでいる方で、必要な厚みをしっかり確保しています。
隙間なく、そして、指定した範囲をしっかりと
吹き付けしているのか、しっかり確認してきました。
この断熱材は、他に比べて、
現場で吹き付けて密着させるので、
隙間が埋まりやすく、気密性が高く保てるのが特徴です。
さらに。
この断熱材の上から、中からの湿気がいかないよう、
全面に防湿フィルムを張ります。
今回は、この断熱材を採用していますが、
私自身は、その他いろんな断熱材を採用したことがあるので、
何が、どうメリットがあるのかをはっきり把握しています。
よく。
「断熱材は、○○がいい!!」
なんて、耳にしますが、とても偏った見方ですね。
強いて言えば、
「△△△がほしいから、断熱材は○○がお薦め」
でしょうかね。
偏った視点ではなく、フラットな視点から、
いろんなモノや仕様をセレクトしていきたいですね。
そうそう。こちらの現場。
断熱は完了していて、天井や壁の下地を組み始めていました。
段取りよく工事を進めてもらえて、ありがたいです。
ちょっとわかりにくいですが。。
こちらは、別の家創りのワンショット。
少し進んでいて、天井の石膏ボードが張られてきています。
勾配のついた天井って、開放感バツグンです。
ハイサイド窓からの光。とってもいい感じでした。
ちなみに。
こちらの家では、断熱材は、グラスウール。
しっかりとポイントを押さえて工事すれば、
とてもいい断熱材なんですよ。
いろんな家の工事が、順調に進行中。
段取りよく、進めてくれる関係者に感謝です。
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ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
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