襖紙にだって、こだわりたい!

2017年9月6日



何だかわかりますよね?

そうなんです。
襖紙です。

和室に押入を創りますよね。
どんな和室にするのかで、
その戸のデザインや仕上げは変わってきます。

格式だった堅めの和室ですと、
こういった襖紙を採用することもあります。

もしくは、無地の白でもよいと思います。




どうですか?

しっかりと縁取りした感じは、
緊張感がありますよね。

来客をおもてなしする機会が多い方ですと、
こういったカタチを採用します。

ただ、最近では、
もう少し優しい感じの和室を創らせていただくことが多いです。


実は、現在工事中の家創りで採用するため、
昨日、いろんなメーカーの襖紙を比較しながら
選定していました。

そのほとんどは、最初の画像のようなデザインです。

でも。
そんな中で、こういった柄もあったりします。




よく見ていただくとわかるのですが、
細かく、葉の模様が入っているんです。

その表現が、とても和を感じさせてくれます。

しかも。
マットなものから、少し光沢のあるものだったり、
いかにも「和」ではなくて、「和」を感じさせてくれる
デザインが施されているのは、とっても魅力的なんです。

だからといって、これを先ほどのように
黒枠の中に採用してもいけません。

枠を白木にしたり、太鼓張(枠無)にしたりして、
その良さが引き立つようにしたいですね。

たかが、襖。
されど、襖。

ちょっとしたことのようですが、
雰囲気を創りだしてくれる大事な要素ですよ。

襖紙にだって、こだわりたいですね。

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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