建築家の大事な大事な役割って?

2018年1月8日

昨日、とある家創りの打合せに行ってきました。



基本設計も大詰め。

次回には、基本設計図面をひと通り準備して提示したら、

いよいよ概算となります。



予算とのバランス確認が大事になるので、

しっかり詰めていきたいです。







そのお客様との話の中で。。



家創りの中で、建築家が果たす、

とても重要な役割についてお話ししました。



建築家っていうと、

どうしても、デザイナーという印象が強いですね。

(実際デザイナーと言い切る方もいるくらいなので)



もちろん。

それも大事な役割の一つなのですが、

もっと、もっと大事なことがあるんです。



何だと思いますか??





実は、工事の監理なんです。

ただ、ここでいう監理は、現場管理とは違います。



現場の段取りをしたりする現場管理は、

現場監督の役割です。



工事の進行状況、コスト、品質を監理します。



品質。

大事ですよね。



建築家は、施主と契約して、現場をチェックします。

つまり、施主の代理なんです。



設計と工事が一緒の場合と比べると

そのチェック具合が異なるのはイメージしていただけますよね?



しかも。

施主が頑張って勉強しても、現場が最適に動いてるのかを

掌握したり、指示するのは、とても難しいです。



建築家でも、ある一定以上経験がないと

適切なタイミングで、適切にチェックや指示ができませんので。





品質をしっかりと確保する。

それは、建築家に与えられた、大事な役割なんです。



そういった視点も持って、

パートナーの選定をしていただくと、

よりよい家創りができると思います。

ナイトウタカシ建築設計事務所

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人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

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