クラシカルな装飾の取り入れ方
2018年2月21日
昨日午前中は、こちらの家創りの現場へ。
こちらで何度もご紹介していますが、
とっても素敵な洋館です。
実は、昨日、引越しの都合や外構工事の進捗等から、
建物だけ先行して引き渡しとなりました。
きれいなプロポーション。
開口部の配置、形状。
アイアン手摺のデザイン。
要所に取り入れたモールディング(装飾)。
少しクリームの入った吹き付け仕上げ。
手前の目隠し塀に採用した天然石。
とてもいいバランスになったと思います。
一番効いているのは、白く縁取りする
モールディング(装飾)ですね。
この装飾を、たくさん使えば使うほど、
ゴテゴテした雰囲気になっていきます。
ある意味、高級感にはつながりますが、
少し、くどい感じになってしまう場合があるようです。
装飾を取り入れ始めるとわかりますが、
どんどん追加していきたくなります。
それを、どこまで抑えて、とりまとめるかが
ポイントになります。
こちらの家では、多く過ぎず、少なくなりすぎなく、
上品にまとまるラインで採用できました。
とても上品なお客様らしさが、しっかりと表現された
家になったと思います。
家は引き渡しとなりましたが、まだまだ外構工事が
進んでいきます。
最後まで、しっかりと気を引き締めて監理
していきます!
午後は、解体工事が進んでいる、現場へ。
地中埋設の有無の確認と、
道路際の解体作業の立ち会いをしました。
何も問題なく、終了できて何よりでした。
間もなく解体工事が完了し、工事着工へと
準備していくことになります。
愉しみです。
いろんな家創りが進行中。
毎日愉しくさせていただいて感謝です。
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ナイトウタカシ建築設計事務所
「らしさ」を引きだして、カタチにします。
人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...