ショールームで時代を感じる

2018年3月3日



昨日、用事があって、LIXILのショールームへ。



先日、ショールームを改修していたこともあって、

新しい展示を見るには、とてもいい機会となりました。



こちらは、ショールーム受付の脇にある

一番目立つキッチンです。



ブラックの水栓。

最近、やっと取り扱いが増えてきました。



以前までは、海外製しかなくて、

なかなか採用の機会はありませんでしたが、

主要メーカーさんが扱うようになると、

需要も増えて、入手しやすくなります。



そうそう。

気になったポイントがもうひとつ。

背面の収納にあります。



よく見てみると、大きな引き戸になっていて、

食器は当然ですが、家電製品も隠してしまうように

なっています。



しかも。

それが全く見えなくなるのではなくて、

ブラックガラスで少々見える感じ。



乳白ではなくて、ブラックガラスです。



ちなみに。




ちょっとわかりにくいんですけど。



こちらは、クリナップのショールームです。



売りだし中の、新シリーズ。

よく見てください。



背面の収納ですが、引き戸で、

しかも、全面ブラックガラス。



もちろん、家電は隠してしまっています。







こちらは、同じ隠すのでも、乳白の引き戸。



どちらがいいとかいうことでもないんですけど、

ブラックガラス自体、あまり採用されてきませんでした。



唯一、採用していたのは、トーヨーキッチンくらいです。



実は、ブラックガラスを採用すると、乳白より

高級感を演出できます。



ガラスの色が違うだけなんですけどね。



でも。

注意したいのは、採用するにも

配分というか、バランスが大事になります。



ブラックガラスは、見た目のシックな感じとは違って、

結構インパクトがあるので。。



高級感を通りこして、ギラギラした感じになったりします。



バランス感覚を大事にして、採用してくださいね。





スタイリッシュなテイストが、主流になりつつあります。

私が好きで、得意な感じです。



何だか、愉しくなりそうです。





ショールームで、いろいろ感じる。

とても大事なことですね。

ナイトウタカシ建築設計事務所

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