床の仕上げに、天然石?タイル?どっちがいい?

2018年3月29日



とある家のアプローチ周りの床です。



色合いが優しく、きれいなムラ感がありますよね。



濡れていないと、少し白い感じなのですが、

水をかけると、優しいながらも色鮮やかになります。



実は、こちらは、いわゆるタイルではなくて、

天然石なんです。



大きさは、おおよそいくつかのパターンはありますが、

色合いやコーナー部分、表面の凹凸感は

タイルでは、ここまでできません。



こういった、自然な風合いを楽しみたいのであれば、

天然石を取り入れるのも一つの方法です。



タイルですと、表情にムラはあっても、

ここまでの凹凸感が出てきません。



ただ、石がいいということでもなくて、

しっかりと目地を通したい場合や

フラットな感じを求める方の場合は、

石よりもタイルがオススメなんです。



ちなみに。

コストは、やはり天然石の方が高くなります。



張り込む手間が、全然違うので。。。







芝生ではなくて、テラスをご覧ください。



実は、こちらも天然石なんですよね。

先ほどとは、石の種類や大きさが全く違うんです。



階段部分をご覧いただきたいのですが、

少し凹凸がありますよね。



この凹凸感が、とっても優しい感じでよいですね。



先ほども書きましたが、コーナー部分を

直線にしたいのであれば、こういった石ではなく、

フラットな石やタイルを使う方がよいです。



そうそう。

石を使うということでいえば、こちらも。






コンクリートの洗い出しという仕上げです。

細かな石が創り出す表情が、なんともきれいです。



この仕上げって、何も言わないと和風なところで

採用するのですが、

モノトーンを中心としたモダンなテイストに取り入れても

とってもかっこよくなるんですよね。



ちなみに。

こちらの事例は、モダンな中で採用しています。





外部の床仕上げ。

予算にもよりますが、ほんといろんな種類があります。



何が一番好きなのか。

しっかり比較しながら、採用していきましょう。

ナイトウタカシ建築設計事務所

プロフィール

ナイトウタカシ建築設計事務所

「らしさ」を引きだして、カタチにします。

人の好みや生活スタイルは千差万別。 だから、私たちが創るものに「これ」という決まったテイストはありません。 理想のカタチは、建築家の考えだけで創り上げることはできないんです。 お客様との対話を...

ナイトウタカシ建築設計事務所の事例

  • K-House

    K-House

  • M-House

    M-House

  • KR-House

    KR-House

  • Hi-House_M

    Hi-House_M

  • 三角形の敷地に建つエレガントな家

    三角形の敷地に建つエレガントな家

  • 上品な色合いが印象的な、心地よい家

    上品な色合いが印象的な、心地よい家

  • 狭小敷地に建つ、光溢れる家

    狭小敷地に建つ、光溢れる家