巨人が残した足跡・・・の一部

2013年3月4日


先日、写真家・二川幸夫氏から派生するお話をしましたが、もう1回。
先日のお話は、 コチラ≫

事務所の書棚に並んだ『GLOBAL ARCHITECTURE BOOK』。全13巻。1981年発行。
企画・撮影は、全て二川幸夫氏。

独立したての頃、仕事はなかったが、時間はあった。
でも、お金はなかった・・・でも、大枚を叩いて買った。

ル・コルジュジェ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ、リチャード・ノイトラ、
アルヴァ・アアルト、フリップ・ジョンソン、ブルース・ガフ、マルセル・ブロイヤー、ルイス・バラガン、
ヴェンチューリ&ローチ、リチャード・マイヤー、アントニオ・ガウディ、ピエール・シャロー、アトリエ5、
エーロ・サーリネン、ポール・ルドルフ、ケヴィン・ローチ、I.M.ペイ、ジェームズ・スターリング、
ルイス・カーン、カルロ・スカルパ、レンゾ・ピアノ、リチャード・ロジャース、ヨーン・ウォツン、
ハンス・シャロウン、シーザー・ペリ、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、オットー・ワグナー、
ルイス・サリバン、などなど。

みんな、二川氏によって、日本に紹介されたもの、と言っても過言ではない。
二川幸夫という巨人が残した足跡は大きい。
上の書籍は、その一部。まだまだ、あります。

近年、書籍が売れない時代と聞きます。
それに伴い、安易に書籍が発行されている気がしてなりません。
魂のこもった書籍に出会いづらくなった・・・。
本物は、色褪せません。信念は読者に伝わると思うのです。

根來宏典建築研究所

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