戸建のリノベーションは解体すぐが大事です。

2019年1月18日

昨日、とある戸建住宅のリノベーションの現場へ

行ってきました。



ちょうど、解体が完了して、配管や配線という

設備関係の工事が進行していました。





ビフォアアフターみたいですよね。

懐かしい(笑)



表面の仕上げと下地になる石膏ボード等を撤去。

骨組みが見えています。



こういったリノベーションの時って、

この解体した時が、とても大事なんです。



今まで、いろんな戸建住宅の解体を見てきましたが、

この家。とってもしっかりしているんですよね。



この写真からですと。。

①土台がしっかり入っています。

②床面に火打ちという斜めの材が入ってる。

③正面にしっかりと筋交いが入っている

④2階の床がしっかりと柱で支えられている。

⑤柱、梁、土台といった材料がしっかりしたものが使われてる



もっと項目はありますが、

結構大事なことばかりなんですよ。






少し床面にフォーカスしてみると。



しっかりとベタ基礎が工事されてますし、

大引きという横の材料を支える柱(束)の下にも

しっかり基礎があります。



人が通るための人通口周りも、しっかりと工事してあります。



この家のリノベーションをする上で、

骨組みについては、全くもっていうことなしでした。



そこに、耐震補強するので、より安心していただけそうです。





そうそう。

雨漏りしているところがあると伺っていたので見てみると。。



なるほど。なるほど。

これでは、雨漏りしますよね。



だって。

雨水の配管周りが劣化してるので。。



もちろん。、これも修復しますよ。



これ見て思ったのは、

骨組みに痛みがなかったのは、ラッキーだということ。



今回の解体がなければ、この劣化具合もわからず、

補修もうまくいかずになります。





こういった解体のあるリノベーションの場合は、

解体時に、しっかりと立ち会って、建築家や工務店の

説明を聞くことをお勧めします。



これから、何十年も暮らしていく家ですので。

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