自由に選択した末に、画一的
2012年5月25日
ブライアン・イーノ、というミュージシャンのインタビュー記事を、雑誌で読みました...。
「この数年での素晴らしい革命のひとつに、ipodがある。今では誰もが一万もの曲をポケットに入れて歩き回っている。それだけの曲を持つということは、そのどれを選んで聴いていいのかが難しくなるということだ。だから、何を聴くかの選択に関する面白いアティテュードが生まれてくると思う」...。
アップルのジョブズ氏が亡くなった時にも、ずいぶんと語られていたことですが、好きな曲を、好きなだけ持ち運び、好きな時に、好きなだけ、聴くことが出来る、という具合に、音楽の聴き方が、より自由に変わった、という感じでしょうか...。
ただ、イーノは、そのように、徹底的に個人の自由を追求していった末に、個人の選択というものが、全く意味を失ってしまう、というヴィジョンを語っているみたいで、とても面白く感じました...。
話は、以下に続きます...。
http://blogs.dion.ne.jp/k_nakama/archives/10758450.html
- 前の記事:前の記事はありません。
- 次の記事:モノと時間
仲摩邦彦建築設計事務所
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたい、と考えています。
建築は、建築主であるお客様や、様々な条件・環境等の、出会いや組み合わせにより生まれるものであり、それぞれが、その機会でこその個性的なものだと考えています。 「これしかない」と納得できるようなものを...