2013年4月19日

愛知工業大学での授業が始まりました。今年の担当は一年生、しかもその前期からとなりました。学生さんたちには慣れがなく初々しいものがあります。自分が彼らの年齢だった頃はどう見えていたんだろう。はたしてそんな時代があったっけか?自分のコトはいいとして、その授業で今教えているのが線の書き方です。

設計を進める上でCADに使い慣らされている昨今ですが、私も学生の頃から就職して間もなくまでは手書きで図面を書いていました。図面上の線はその太さや破線の間隔によって意味が異なるため、知るにも使うにも重要な事となります。このあたりの事は頭というよりは体に覚えさせておく必要があります。

まだ製図道具の使い方も知らない人が大半です。一から教えることになりますが、これはとても新鮮味があるものでした。あえて言えば建築の授業というよりは書道に近い感覚があります。文字や線をていねいに書く意味から彼らには伝えなければなりません。ここをしっかりと学び取り、先に広がる自由を獲得してほしいものです。

竹中設計事務所アシュ

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竹中設計事務所アシュ

名古屋のローコスト住宅を得意とする事務所

名古屋近辺で坪単価50〜60万円台の住宅を得意とします。ハウスメーカーで納得されない方はぜひ一度ご相談ください。よろしくおねがいします!

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