太陽光発電について

2013年5月7日

太陽光発電を取りえれたいという要望は相変わらず強いです。数年前よりは確かに価格も安くなってきていますし、売電価格はまだ高く設定されています。(これには実は電気料金のなかでトリックのようなものがあるのですが)また、10月から施行される新しい省エネ基準では、太陽光発電は数値的には有効に働き(ある設定では設計一次エネルギー消費量が15パーセントくらい下がります)ハウスメーカではより強く押し出してくる可能性もあります。

太陽光による発電装置はとても魅力的です。もっとコストが下がればさらに普及していくでしょう。しかし、この普及過程において大きな太陽光パネルメーカが価格競争に巻き込まれて倒産や経営困難に至るケースもあります。屋根も荷重も大きくなり、また10年~15くらいでパワーコンディショナーという装置の交換も必要です。メリットもあれば当然デメリットやリスクがあるのです。

発電装置は太陽光だけではありません。コージェネというシステムもあります。また太陽光の利用は太陽光パネルだけではありません。多種多様な選択があり、世間の流れに迷わされずにお客様にきちんと情報提供する責務があると思います。

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