風を捕まえる。
2013年5月9日
だんだんと家の中を通る風が気持ちよくなってきました。
この風をより沢山取り込んで、気持ちいのいい風を室内に通したい、そして冷房負荷を下げたい。そんなことをお考えの方もいらっしゃるでしょう。
こんな時、夏の卓越風に対して、袖壁や縦すべり窓を使って風(window)
を捕まえる(catch)して取り組む手法があります。
図を見て頂ければイメージが掴めると思います。
袖壁は外観のアクセントにもなりうまくデザインすればまさに機能が形態に従うことになります。縦すべり窓を使ってもそれほどコストアップになりません。
この手法のポイントは風を捕まえる窓はできるだけ風下であるということです。風上に近いと負圧になりあまり入ってきません。
ちょっとした工夫ですが楽しいと思われた方はパッシブ的な手法を住まいづくりに取り入れられたら、いいでしょう。
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TUKURU建築設計舎
滋賀・京都のリノベーション、パッシブハウス
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